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Last-modified: 2024-04-10 (水)


[一語一絵/ツーリング/2004]

阿蘇Express 17th - 台風一過 - / 2004-06-22 (火)

と期待したほどスカッとは晴れず、イマイチな心持ちながらもひとまず8時にスタート。そろそろ三ツ葉グリルの日替りランチを食べてみようか!とR210別府へ向かう。

台風一過と言うには微妙に蒸暑いが、それでも真夏のそれに比べると快適ライディング。水分峠狭霧台を越えて11時半別府北浜へ到着。

元祖とり天セット!
12:09 キッチン丸山にて

ところがどっこい、お目当ての三ツ葉グリル定休日という不運。(;_;) まぁ調べとかなかった自己責任なのだが。取り急ぎ幸崎の豚まんで腹の虫を誤魔化してR10を南下。

日中は慢性的な混雑の覚悟が必須だった別大国道も、うみたまごという愛称で呼ばれるマリンパレスから先が6車線化されてゴキゲンな快走ルートに生まれ変わっていたのは嬉しい誤算だ。

15分ほどでキッチン丸山へ。元祖とり天セット650円は唐揚げっぽい雰囲気なのだが、これはこれで○。チキン南蛮はまたしても次回の宿題だ。

またやまなみハイウェイに戻るのも芸が無いので、何となくR210へ。今日は地図を持ってないのだが特に用や目的地があるわけでなし野生の勘で何とかなるだろう。大分きっての郊外型ショッピングモールわさだタウンを通過しR442へスイッチ。

豪快なロングストレート
12:50 大分中部広域農道にて

程なく大分中部広域農道の案内板が現れたので調査開始。南に抜けられると平成パークラインに繋がるはずだが…と思っていたのだが、上りに入ったところで残念ながら行き止まり。

こんな辺鄙なところに必要なのか?と思うほど、おあつらえ向きの快走2車線。展望も期待できる山越えルートだけに完成が待たれる。

今度は一転北上。北側は珍しくもない田園地帯。そのまま庄内町へ抜けるとR210に繋がるのはわかっているので、ちょっと狭めの脇道へ入り警察学校を抜けて県道690号線から県道412号線へ繋いで久住高原へ向かう。

と、「そういえば緒方町にまだ未確認の広域農道があったなぁ…」と思い出して取り敢えず次のターゲットが決定。

大規模林道の入口
13:50 大規模林道 宇目・小国線にて

R442に繋いで朝地町からR57にスイッチ。県道46号線を流してR502を突っ切ると大野川中流広域農道に抜ける。こっちもおあつらえ向きの快走2車線だが、木々に囲まれて展望はいまいちだ。

竹田方面へ少し走って県道7号線に交わったところで敢えて左折。1.5車線の狭路を少し挿んで今度は大規模林道 宇目・小国線竹田方向へ。

ファームロードわいた並の豪快なアップダウンの2車線は、ブラインドコーナーが多く落ち葉などで路面は意外とスリッピー。また中低速のコーナーが連続していてなかなか思い通りに走らせてくれないテクニカルなコースだ。

荻町に抜けた後は県道695号線を挿んで大野川上流広域農道ガンジーファームへ。言うまでもなくソフトクリームで一息だ。

R442に戻ってどこでもかふぇTONCHANで更にもう一息。今日は靄ってて阿蘇五岳の気配すら感じられない。

微妙に幻想的な久住高原
15:32 久住町沢水にて

ヒゴタイ公園の駐車場でビバーク可能な事をチェックし、池山水源近くの花の温泉館へ行ってみると残念ながら全館改装の為6月いっぱい休館との事。山水亭営業中の札が掛っている事を確認してやまなみハイウェイへ。城山展望台まで来てようやく阿蘇五岳がうっすらと稜線が顕に…靄っているにも程がある

一気に外輪山を下って一ノ宮のスタンドで給油。靄っているせいで思ったより早く暗くなる気配なので、温泉は見送ってまっすぐ山水亭へ。と、本日は都合により早仕舞いとの貼り紙。さすがの間の悪さに我ながらガックリ。

空もどんどんガスって来ており、いつの間にかくじゅう連山すら見えなくなってしまった。降ったところで大した雨にはならないだろうとは思うが、設営中に降られるのは敵わないし、何より星空を期待してきたのにこの空模様では意味ないじゃん…。温泉入れないわ、山水亭はお預けだわ、今日の阿蘇はツイていないにも程がある。

というわけで、17時40分に勇気ある撤退を決断。言わずもがなだがファームロードを駆け下り、19時過ぎ焼肉のかわはら吉井店のボリューム定食810円山水亭の敵を取った後、刻々と宵闇が迫る土手ロードを疾走。20時50分に帰着。

今日も楽しいツーリングだったが、さすがに503kmは疲れたなり。