関東と九州を結ぶ新航路シャトル・ハイウェイラインが17日より就航。
シャトル・ハイウェイラインのサイト |
一時は「れいんぼうべる」の手付けまで打ったものの資金調達が難航して最終契約に到らなかった事でシャトル・ハイウェイラインは会社存亡の危機かと思われたが、設立から5年目の待ちわびた春、何はともあれ新しい船出にはひとまずおめでとうを言いたい。
ダイヤ | ||
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久里浜 23:25 | → | 大分 翌21:45 |
大分 23:59 | → | 久里浜 翌21:10 |
「しゃとるおおいた」と「しゃとるよこすか」(それぞれ旧「さんふらわあおおあらい」と「さんふらわあえりも」)の2隻で横須賀久里浜港と大分港を約22時間で結ぶのだが、バックにグループ企業を持たない純粋な新規参入組で最初からデイリー運航の体制を構築したのはスゴい事だ。
裏を返すと先行他社が既にデイリー運航を確立しているからには、少なくとも対等のサービスを提供できないと勝負にならないと判断したのだろうし、その体制を再構築する為に当初の計画より時間が掛ったという事だろう。
ちなみに「れいんぼうべる」はこの春からマリンエキスプレスの「フェリーひむか」として宮崎―大阪(貝塚)航路に、「れいんぼうらぶ」は韓国Weidong Ferryに売却され「New Golden Bridge Ⅴ」として仁川―青島航路に、それぞれ就航している。こちらの再スタートも嬉しいニュースだ。
ダイヤ | 2等 | 2輪(750) | 乗用車(4m) | |
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九越 | 22→翌18 | 14,440 | 10,210 | 33,940 |
東九 | 18→翌々05 | 12,600 | 7,560 | 26,460 |
シャトル | 23→翌21 | 12,000 | 8,000 | 33,000 |
マリン | 20→翌19 | 12,640 | 9,450 | 33,510 |
さて通常期の基準料金を九州〜関東航路の競合3社と比較してみるとこんな感じだ。
個人的に気になる2等と二輪車(750未満)でちょうど2万円という料金設定は他社より若干安く、新規参入組の落とし所としては無難なところか。
そうなると一番引っかかるのは21時過ぎという到着時間だろうが、ただ出港時間が遅い事は集荷範囲が広がるという貨物面だけでなく、旅客面にも平日仕事を終えた後でも余裕で乗り込めるメリットが大きく、出港時間を前倒したところで夕方到着というくらいではデメリットの方が大きく思える。まぁスピードアップして12時間運航くらいになれば万々歳なのだが。
あぁ、でもシャトルは金曜便休航だって。残念無念。
【参照】
●シャトル・ハイウェイライン http://www.shline.co.jp/
●オーシャン東九フェリー http://www.otf.jp/
●マリンエキスプレス http://www.marineexpress.co.jp/
●九越フェリー http://www.fune.co.jp/Link-index/kyuetsu_ferry/kyuetsu.html
今日は午後から雨の予報。出動を見合わせて、バイクを洗ってたら見事に降り出した。ガレージ内なのでどってこと無いが。あと今更ではありますが(笑)ヘッドライトスイッチを装着。またレギュレーターが弱体化した場合に備えるのだ。
夏の匂いがする雨だ…