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Last-modified: 2024-03-20 (水)


[一語一絵/ツーリング/2004]

阿蘇Express 6th - 山水亭で逢いましょう - / 2004-04-10 (土)

7時過ぎに一度目を覚ましたのだが疲労からかあまりに体が重かったのでそのまま二度寝。でもって9時過ぎに再度目覚め。気分的にはイマイチで陽射しが無ければまだ布団の中だが、体力的には復活の兆しを感じたのでスクランブル出動。

さくら
産山村にて

迷う事なく最速ルートをチョイスしたものの、R3でも名うての高速セクション都府楼高架で60km/hに満たないコンボイに組み入れられ、裏街道の県道53号では前代未聞の渋滞に巻き込まれる不運。闇雲に逃げ込んだ迂回路も不発で、出発から1時間にして甘木を抜けるのがやっとという体たらくに、寝過ごした2時間はどう頑張っても取り返せない事を思い知る。

「急がば回れ」「急いては事を仕損じる」と自らに言い聞かせつつ、土手ロードへ。気持ちの切り替えができたせいか、その後はいつもと同じ快調ペースを維持。R210を挿んで、そのままファームロードへ。

無粋なぶっ飛びチームに気を遣う事も無く、高速コーナーを深いバンクで高速旋回。思い出したようにチンタラ走る邪魔なクルマが現れるが、セオリー通りコーナーの立ち上がりで料理し、ゴキゲン度も上昇傾向だ。

自宅からノンストップで12時15分頃山水亭到着。時間的にはランチのピークで最悪と言えるのだが、春休みも終りという事で意外と空いててラッキー。店の前でスタート準備に入っていたCB400-VTECの隣に駐めたら声をかけられてあらビックリ、長崎ふくちゃんであった。やぁやぁ、初めまして。f(^^;;

トラフィックによる遅れが無ければ一緒にメシでも喰いながらゆっくり話を出来たと思うとちょっと残念だが、逆にもうちょっと到着が遅れてたらすれ違う事さえ叶わなかったはずで、気の利いた阿蘇のお導きに感謝する素直なココロが肝要だ。

今日は未食の新メニュー「しょうが焼き定食(ぽん酢味)」にしようと心に決めていたのだが、残念ながら幻のメニューとなってしまっていたので、定番の「あんかけチャーハン」にスイッチ。今日のは卵のふわふわ感があってこれまた一段とウマかった。若干ボリュームが寂しくなったように感じたのは朝メシ抜きのスーパー腹ぺこライダーだったからだろう。

ゆふDX
九重町野矢にて

ご満悦の後はなんとなく久住町方面へ。距離の延びに伴って体調も良くなってきたので、定番の黒胡麻ソフトは見送って直入広域農道をFun Ride。白水鉱泉の天然炭酸水で喉を潤し、田野からやまなみハイウェイへ。

デザートに岡嶋牧場の絶品ジェラートでもと思っていたのだが、ちょっと疲労の溜まってる今日は朝日台濃厚ソフトをチョイス。お約束のストレートエンドで待ち構える大分県警交通機動隊の諸氏に敬意を表し、大型トラックに追い付いたところで裏道に離脱。野矢へ抜ける。何となく今日は駅が気になってバイクを下りたところ、タイミング良く展望席の付いた新編成「ゆふDX」が入線してきたのでうまい具合にパチリ。なんかツイてきたかも。

さて玖珠で退屈なR210におさらばした後は山間のタイトな探訪ルートで日田へ抜け、R211で小石原から嘉穂に下ってR322にスイッチ。田川香春を経て北九州に入り、戸畑の実家までおよそ2時間半。

記憶の欠け片だけを頼りに適当に走ったのだが意外と早かったな〜。やっぱり時々は道に迷って勘を磨かないと。カーナビに頼ってばかりなのは言うまでもなく、知ってるとこばかりしか走らないようだとダメだ。

久々にお袋さんの晩飯を喰った後、とっぷりと夜も更けたR3福岡の自宅へ。風に煽られて桜の花びらが舞い散る中、体調不良だと言いながらも400km走って元気復活、な充実ツーリングだった。

【参照】
●JR九州 大分支社 http://www.jrkyushu.co.jp/ooita/
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