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Last-modified: 2024-04-10 (水)


[一語一絵/ツーリング/2004]

阿蘇Express 3rd,4th - 有朋自遠方來、不亦樂乎 - / 2004-03-20 (土)

お馴染みU氏が、今回は奥方achaさんを伴って来福。achaさんとは97年11月の来福以来6年半ぶりの顔合わせ、やぁやぁご無沙汰しております。m(__)m

今回の目的は言うまでもなく山水亭だ。無計画だった初回は定休日にぶつかり、昨年12月には降りしきる雪を突いて行ったものの願い叶わず、3度目の正直でリベンジに成功。U氏ご夫妻は憧れのオムライスセット、YANOは鶏インフルエンザ終息を祝って地鶏丼、そして3人で驚愕の天ぷらをつついて、山水亭ランチを堪能。満足頂けたようで何より。

草原を焦がす炎
3/20 ファームロードwaitaにて

くじゅう滑空場で大空と大地から気を分けてもらった後、赤川温泉で地中からエネルギーを補充。

しっかり温まった後は久住山荘前のカントリーカフェいずみや高原店へ。定番の黒胡麻ソフトと落花生ソフトをウマウマと堪能し、ファームロードで帰投。

ミルクロードからやなまみハイウェイ沿道は黒々としていて野焼きもほぼ終わった感じ。

「どうせなら燃えてるとこも観たいねぇ」と言ってたところ、幸運にもファームロードwaitaでは盛大に燃え盛る野焼きシーンに遭遇。黄砂と並んで九州独特の春の風物詩。雨さえ降ってなければこの時期どこかしらでやっているイベントではあるものの、燃えている時間は非常に短い事もあって待ち構えていなければ目の当たりにする事はなかなか難しいシーンなので、ことごとくラッキーであったと言えよう。車内は硫黄臭かったり煙臭かったりでえらい事だったが、愉しいドライブだった。

18時には福岡へ戻り、毎度おなじみビラすずご夫妻を交えてざうお博多駅南店へ。定番のイカの活き造りに始まりはしたもののゴマサバはシーズン終りで無かった為、他に地のモノはあまりチョイスしなかった様な気がする....。まぁ反省はさておき、21時半過ぎまで愉しく歓談したところでお開き。

飛び込みだったが屋台風のBOX席に案内され、食べ物もそこそこで3,000/人円と安上がりではあったが、十徳やを凌駕するものかと言われればそれほどでもないかな?という感じだなぁ。

さてU氏ご夫妻をホテル、ビラすずご夫妻博多駅までお送りした後、今度は箱崎ドン・キホーテで大阪から九州ツーリングに来た「嵐を呼ぶ男」O野クンと合流。

トンカツ卵とじ定食
3/21 山水亭にて

ひとまず自宅へ案内して、セオリー通り花山へ展開。何はともあれ一年ちょっとぶりの再会を430円のラーメンで祝う。彼は安さに感心していたが、博多のソウルフード、こんなもんです。

翌21日。彼の希望もまた山水亭。雨の心配さえ無ければバイクで行きたかったところだが、熊本県内は昼前から雨の確率50%。合羽を着るのはやぶさかでは無いが、ずぶ濡れの合羽とヘルメットを脱いで山水亭に入るというのはかなり気が引けるので、昨日に引き続いてクルマで出動。

今度は昨日と逆に日田経由でファームロードからアプローチ。曇りベースではあるものの亀石峠からは阿蘇が見えた。意外と雲は高い模様。すると阿蘇鶴瀬の本高原でまたまた野焼きに遭遇。2日連続で春の風物詩を満喫する。

さて今日は新メニュー、とんかつ卵とじ定食1,000円をチョイス。分厚くかつ巨大なロース肉はあくまでも柔らかくジューシー、ちょっと薄めだが歯応えのある衣、しつこさの無い上質な油と相まって心地好い食感を演出している。何より自慢の地鶏卵を贅沢に使って全てを優しく包み込んだ味わいは腹ぺこライダーの期待を上まわる大満足の逸品だ。

ポツポツと降り始めた雨の中、大観峰へ。寒い、と思ったら雨がみぞれ混じりに変っていた。ちなみに阿蘇山13時現在の気温が2.9℃、寒かったはずだ。いちお遠見ガ鼻まで散策したあと、早々にクルマへ戻って阿蘇登山道路へ進路をとる。草千里を経て吉田線を下って白水温泉瑠璃で温泉タイム。

すぐ近くの苺の家イチゴソフトに舌鼓を打ち、俵山を旧道で抜けて益城熊本空港ICから帰投。八女IC付近、基山PA付近で数kmの渋滞に巻き込まれつつ、19時過ぎ福岡IC到着。最後は一九ラーメン粕屋店のラーメンで〆て終了。

2日で700kmのドライブは無事に幕を閉じたが、昼から降り始めた雨は雨脚は弱いながらも終始降り続き、それ以上に寒く冷たい風が吹き始めた事を考えると、バイクを諦めクルマで行って大正解だったと言えよう。