ITmediaの記事によると「goo BLOGでは投稿の著作権はすべて運営会社のNTT-Xに帰属する」という事になってるそうだ。どれどれ、とhttp://blog.goo.ne.jp/info/rules.htmlを読むと
第10条(著作権)と確かに書かれている。元々NTT-Xがテメエの資産と責任でやってるサービスなので一概に横暴と糾弾することは難しい。利用の選択権はユーザーにあるのだから同意できる人だけ使えばいい話だ。ただ後から気付いたユーザーに猛反発を喰らって近々に削除する方向という事なので、NTT-Xは常識的な判断をしたと言えるだろう。
1.本件情報のうち、記事及びコメントにかかる著作権(著作権法第27条及び第28条に規定される権利を含みます。以下同様とします)は、会員が当該記事を会員ページに投稿した時点又は会員もしくは第三者がコメントを会員ページに投稿した時点をもって、会員又は当該コメントを投稿した会員もしくは第三者から当社に移転するものとします。会員は、第三者又は当社に対して、当該記事及びコメントにかかる著作者人格権を一切行使してはならないものとします。この場合、当社は、会員に対し、何らの支払も要しないものとします。
自分が確保している@niftyのココログにはそういう記述は無いが、フォーラム会議室に編集著作権があった事を考えるとMovableTypeを使ったレイアウト等にも何らかの権利隠れていたりする気がして、よくわからない事が多い。他にも自分が関与しないコメントやトラックバックに対する権利や、責任など、関係者が多数に及ぶブログにはまだ整理しなくてはならない部分が多いように思う。
後出しで横暴な改定をされるのがイヤだ(TTY全盛の時代に一部フォーラムで不条理なローカルルールを規定されて憤慨した)し、6年で廃止されたmember's homepageも踏まえるとMovableTypeの時代も長く続くとは思えないし、次期システムが出来たとしてもコンテンツの移行が保証されるわけではない。これ以上@niftyに振り回されるのはゴメンだ。というのがココログの本格導入に踏み切れない言い訳理由だ。
そういうわけで、取り敢えずできるだけ自前でやってくのが無難、と時流に背を向け未だにHTMLをシコシコ手書きしている原始人である。
【参照】
●ITmedia http://www.itmedia.co.jp/
┣“バグをネット経由で修復〜ドコモが新シリーズで 2003年9月19日
┣“「F900i」にメール自動受信できないバグ〜販売停止 2004年3月3日
┣“「N900i」にも〜再起動するバグ 2004年3月9日
┗「goo BLOG」への投稿記事“著作権はNTT-X”にユーザー反発、条項削除へ 2004年3月10日