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Last-modified: 2024-04-10 (水)


[一語一絵/ツーリング/2003]

阿蘇Express 1st - 史上最寒 - / 2003-01-24 (金)

夜まで降っていた雨は上がったが朝8時現在の気温は福岡で5℃、阿蘇乙姫では0℃。

雪景色
阿蘇ミルクロードにて

つまり山間部では当然雨が雪になっていたという事は疑う余地の無いところだが、既に晴れてきたし今後の予報面では不安は無い。朝食を摂りながらしばし考えていたものの「飛ばない豚はタダのブタだし、遊び人としてはこのへんで走っておかないとなぁ…」という妙な責任感に後押しされて9時過ぎにスタート。我ながらちょっと無謀かな?と思いつつ「行けるとこまで行ってみましょ!」と今年初の阿蘇へターゲットを定め、いつものルートで日田へ。

しかし福岡県内でも三郡山耳納連山や上半分は樹氷だか霧氷だかでキレイに真っ白け。「な〜に、完全耐寒装備で万全」と思いきや、つま先の寒さに靴下が薄手の一枚履きの通年装備で出てくるという失態に気付く。確かに寒いのは寒いので「やばいかなぁ〜」と思いつつも、内陸部の平地では雪の名残は見当たらないので作戦決行。

鏡坂を勇気と共に駆け上がるとアサヒビール日田工場の向こうには完全に雪化粧した山並が!!。「位置的にもろ五馬高原の辺りやん…」というわけで広域農道を諦めてR212へ。ドライブイン松原で一服した後、セオリー通り安全策を採って杖立温泉経由をチョイス。南小国町戸無を過ぎると雲が広がって陽射しを遮る。路肩にはうっすらと雪までお目見えして寒さも一段と厳しくなってきたが、路面はあくまでもドライコンディションだったのであくまでも強気に作戦続行。

寒いということ以外は何て事無く12時頃大観峰へ到着。さすがに平日だし他にはライダーは見当たらない。トイレ休憩の後ちょっと写真を撮ってたら、とんでもなく寒くてとても素手ではいられない状況である事を思い知る。たぶん1℃前後だったのだろう。逃げるようにリスタートして「さぁてランチにするべ…」と山水亭へ。

山水亭ラーメン500円
熊本市山水亭にて

と言ってもお馴染み産山村山水亭は雪の危険性が高いので、趣向を変えて新規開拓熊本市のラーメン専門店山水亭を探すのだ。一部シャーベット状に雪が残るミルクロードを注意深く大津へ下り、熊本城へ誘う案内板を頼りにR57バイパス熊本市内へ。この先はラーメンガイド本はおろかツーリングマップルも無いので、朧げな記憶を頼りに繁華街に入ったところでバイクを駐めローソンで場所を確認したらほぼビンゴ。阿蘇から1時間程の13時半に到着。

取り敢えずオーソドックスなラーメン500円を所望。ジャケットを脱いでちょっとお手洗いに行って戻ったらもう出来ていた....。はやっ。熊本ラーメン特有のニンニクの強烈な香りが食欲を誘う。まずスープを一口…意外とあっさり&まろやかでウマい。麺は博多の極細に馴れたYANOにはちょっと太く感じたが、冷静に考えると普通のストレート麺。ちょっとぷよぷよして柔らかかったし(延びたか?)麺はもっと細くてしっかりした方が良いなぁと感じたが、麺の弱点を補って余りあるスープのうまさは特筆。チャーシューも美味かったので今度は豚の角煮がトッピングされるルーロー麺にもチャレンジしたい。

最後に豚まん120円を買おうと思ったのだが「ちょうど蒸したのが切れたので10分待ち」と言われたので次回の楽しみに残す事に。

ラーメン山水亭 営業時間:11時〜21時 火定休
TEL:096-325-1800 熊本市上通町6-18

あとはR3を大人しく北上して帰投。と思ったのだが、陽射しの回復と共にへそ曲がりが顔を出し、立花町から県道を駆使して筑紫野市針摺R3に復帰するルートを開拓して16時半に帰着。290kmくらいだけど寒くて肩凝った〜。

参照
九州大好き 九州観光誘致促進協議会 (名前長げ〜よ)
 -熊本県・麺'S倶楽部(ラーメン) 山水亭