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Last-modified: 2024-03-20 (水)


[一語一絵/旅日記/2003冬の18きっぷ旅]

さぬきうどん上京す@上野 / 2003-01-11 (土)

ざるうどん
9:11 「さぬきうどん NRE&めりけんや」上野店にて

今日は酔狂さでは私をも圧倒するU氏と共に宇都宮餃子大作戦に参加する為、9時過ぎ上野駅へ。

まずは一昨日の夜読んだ[External]『さぬきうどん偏愛(マニアックス)』で情報を入手しておいた「さぬきうどん NRE&めりけんや」で腹ごしらえ。

店の造りは最近デフレスパイラルも手伝って全国的に流行の兆しを見せるセルフ式。取り敢えずオーソドックスに「ざるうどん」380円を所望。

待っている間にサイドメニューから「いなり」60円を2個Getした後、レジで税込み515円を払って空いている席へ勝手に行くわけだ。

で、肝心のうどん。まぁそれなりにコシとツヤがあってさぬき風…ってとこですかね。さぬきうどんのコシがなんたるかというところにはまだまだ遠く及ばないが、醤油ベースのしょっぱい関東風うどんよりは全然いい。

行列するほどではないが、損はしないといったところか。そもそも[External]『さぬきうどん偏愛(マニアックス)』でも評価が高いとは言えない店なのだが、この程度のレベルでもそこらへんのうどん屋は一掃されてしまうかもしれないなぁ。

参照
日本レストランエンタプライズ
「さぬきうどん NRE&めりけんや」上野店 OPEN 2002/12/01
「さぬきうどん NRE&めりけんや」 のご案内


[一語一絵/旅日記/2003冬の18きっぷ旅]

来らっせ@宇都宮市二荒山神社 / 2003-01-11 (土)

左が味一番、右が夢餃子
12:21 二荒山神社前来らっせにて

さてU氏と合流して肝心の宇都宮餃子の攻略作戦開始。9時45分発快速ラビット号に揺られる事1時間半で宇都宮へ。「お土産餃子」のワゴンが幅を利かせていた事以外は10年前とほとんど変ってなかったのはかなり意外だった…

まずは「敵を知り…」のセオリーに従って駅構内の観光案内所で「宇都宮餃子オフィシャルMAP」を入手し、ターゲットを正嗣(まさし)宮島本店に設定。11時半に作戦開始の狼煙を上げる。

駅前通りをずんずん歩いて行くと露店が並んで少しずつ賑やかな気配に。ちょうど上河原通りを通行止にしてだるま売り等の露店が並ぶ初市が開かれていた。懐かしついでに昔のオフィスがあったビルに行ってみたりしながら30分程で宮島町へ。

しかし正嗣宮島本店は準備中の札がかかったまま。店内に人の気配があるものの、もうすぐ12時になろうかという時間にも関わらず電気も点けずに真っ暗だし…と思ってパンフを見たら14時から営業なんだとさ。

というわけでみんみん本店…は当たり前のように大行列が出来ているので、二荒山神社前にある「来らっせ」へ。この店は[External]宇都宮餃子会が運営する餃子のアンテナショップのような形式で、ここだけでいろんなお店の餃子が味わえる初心者に持ってこいなポイントだ。

で土曜日の日替りメニューから味一番夢餃子の焼餃子と、青源のみそ汁味の水餃子をそれぞれ一人前ずつ頼んで分け合った。合計920円也。

おいしい餃子とふるさと情報館 来らっせ 11:00~20:00 水,第3木曜定休
TEL:028-625-8828 宇都宮市馬場通り4-1-16(二荒山神社階段下)

ま、味はどれもそれなりにウマいが、他地区の餃子が足元に及ばないかと言えばそんな事はさらさら無く、同じ値段なら間違いなく博多鉄なべ餃子を選ぶと断言できよう。

参照
宇都宮市
宇都宮商工会議所
おいしい餃子とふるさと情報館「来らっせ」
(財)宇都宮観光コンベンション協会
宇都宮餃子会


[一語一絵/旅日記/2003冬の18きっぷ旅]

みんみん@宇都宮市江曽島 / 2003-01-11 (土)

みんみんの揚・焼・水餃子
13:29 みんみん江曽島店にて

次ぎのターゲットはみんみんの穴場江曽島店に設定。行列するくらいなら東武宇都宮線に乗って行く事も厭わないところがちょっと酔狂な二人ならでは。

13時5分発の東武宇都宮線普通列車に5分ほど揺られた後、10分ほど歩いて目的地のみんみん江曽島店に到着。

期待通り行列は無かったが狭い店内はすぐに席が埋ってしまい人気のほどが伺える。ここでは揚・焼・水餃子(それぞれ220円)をオーダー。

お味の方はと言うとカラッと揚がった揚餃子が◎。春巻のような触感がスナック感覚でどんどんイケルし、油も全然しつこくなくてオススメの逸品。

焼餃子は普通にウマかった。水餃子はホントに茹でただけでちょっと期待外れだったけど、スープ餃子ではない純粋な水餃子と考えればメニューに偽りなし。

みんみん 江曽島店 11:30~19:30 火曜定休
TEL:028-659-2055 宇都宮市春日町1-15

参照
宇都宮餃子会
餃子のみんみん


[一語一絵/旅日記/2003冬の18きっぷ旅]

正嗣@宇都宮市鶴田 / 2003-01-11 (土)

最後は在住当時に何度か行った正嗣鶴田店をターゲットに設定。腹ごなしも兼ねて30分ほどテクテク歩いて行く。

賑やかさとは無縁なこの辺りの住宅地は10年前の面影をそのまま残していて時折タイムスリップでもしているような感覚に陥るが、現行モデルのクルマが走っているのを見て我に返る。とは言いながらバスはちっとも変ってなかったりするのがアレだがf(^^;;。

取り敢えずクルマのナンバーが「栃木」から「宇都宮」に変った事はここ10年で最も大きなトピックスだろう。

正嗣の焼餃子
14:28 正嗣鶴田店にて

14時20分正嗣鶴田店に到着。ここはメニューが焼・水餃子のみ、ビールはおろかライスも無い純粋な餃子専門店。かといって小難しい頑固オヤジが立ちはだかったりする敷居の高さは全く無い良心的なお店なのだ。

ほどよい味付けを施した具材を適度な厚さの皮で包んだ餃子のバランスが絶妙。ふたりで焼2人前と水1人前を平らげ、〆て510円也。

正嗣(まさし) 鶴田店 11:00~20:00 水曜定休
TEL:028-636-7888 宇都宮市滝の原1-1-36

先に「同じ値段なら間違いなく博多の鉄なべ餃子を選ぶ」と書いたが、宇都宮餃子を語るには値段というのが一つのポイントだ。最後の正嗣に至っては普通サイズ6個で170円という衝撃的な値段。具材が野菜中心とは言え焼くだけでもそれくらいコストかかるんじゃないの?とか心配してしまう程。

ちなみに博多の鉄なべ餃子では体積比60%程度のミニ餃子が8個で450円。シチュエーションに大義名分を要するほど高価な訳ではないが、ラーメン一杯とほぼ同じという価格は決して安いとも言えない。

そういう意味で宇都宮餃子と博多鉄なべ餃子は似て非なるものであり、それを比べるという事は鶏肉と豚肉を比べるようなモノではないかと思う。

ちなみに宇都宮餃子が日本一を謳うのは消費量であり決して味が日本一であるとは誰も言ってない。という事で過度な気体に胃を膨らませて(courtesy of 『恐るべきさぬきうどん』)行くと裏切られた感に苛まれるかもしれない。過ぎたるは及ばざるが如し。

ま、それはそれとして2人で3軒9人前を食べてもわずか2,090円。オリエンテーリング気分で食べ歩けるのもリーズナブルな宇都宮餃子ならではだし、まんざら悪くないレジャーだと言えよう。

そういう意味ではやっぱり餃子の街・宇都宮看板に偽りなしと言ったところだ。

ちなみにYANOU氏共に最後に食べた正嗣の餃子が一番好きだったという事で妙な一致をみた事を報告しておく。

最後は通勤で利用していた路線バスでJR宇都宮駅に戻り、宇都宮餃子大作戦は大団円を迎えた。

参照
宇都宮餃子会
ぎょうざ専門店正嗣


[一語一絵/旅日記/2003冬の18きっぷ旅]

新年会@新宿 / 2003-01-11 (土)

16時4分宇都宮を離れ、小金井大船行きに乗換えて18時2分新宿到着。

U氏と別れた後は無事にメインイベントの新年会へと接続して3日目の夜は愉しく更けていった。

今日は上野宇都宮新宿で 212.7 km。それでも18切符を使ったので3,780円かかるところを2,300円ほどで済んだ事に。

参照
デジタル時刻表&経路・運賃検索WEBサイト「ハイパーダイヤ」
えきから時刻表