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Last-modified: 2024-04-08 (月)


[一語一絵/IT系]

SMTP認証 / 2002-11-22 (金)

昨夜19時頃からSMTP認証をサポートしたqmail系エクステンションqmail-vidaの導入を開始。

紅葉の下に行列を見下ろす
11/19 神埼町伊東玄朴旧宅にて

qmail 1.03のオリジナルアーカイブから展開し直して難なくmake setupまで完了。supervisor用の起動スクリプトrunの変更にしくじって起動できるまで1時間を擁したが、21時前にはyano@bravotouring.comでの送受信に成功。

それからML受信専用に作っていたユーザーアカウントを仮想メールボックスとして作り直したのだが、/var/qmai/queueには溜まるもののMaildirにはいつまで経っても配信されない状況が3時間ほど続いた。

いわゆるハマったという状態だったが、なんの事はない~/.qmailが無かったという気が付けば「何やってんだか」という原因であった。しかし"deferral: Unable_to_chdir_to_maildir._(#4.2.1)/"というエラーメッセージからはなかなかピンと来ないなぁ。

今朝はWebMailerの動作を確認したところなんとlogin不能に。以前の状況と見比べた結果tcpserverにpop3で待ち受けるIPアドレスをeth0で設定した為にlocalhostから接続できなくなった事が判明、pop3/smtpdのIPアドレス設定をしない事でloginおよび受信はできるようになった。SMTP認証はサポートしてないハズなので、予定通り送信エラーとなる事を確認。ここでtcpserverにlocalhostの抜け道を設定して送信できるようにして万事OK。

で、改めてメーラーからSMTP認証無しのremote接続だとエラーになる事を確認しようとしたらなぜか送信できてしまった…?。それから試行錯誤しながら悩む事2時間。nifty宛てに送信するとエラーになる事を確認。bravotouring.com内部(rcpthosts)宛の送信はSMTP認証に関わらず許可されるのであった。我ながらマヌケですねぇ。f(^^;;

最後に念の為[External]第三者中継の調査をして終了。と終わってしまえばそれほど難しくはなかったのだが、安定してるtcpserverとか最近弄ってなかったのでオプションとか忘れてて苦労した〜。という一日がかりの苦労をおさらいしながら、忘れる前にLinuxTipsへしこしこメモ書き。しかしsendmailと違って機能毎に細分化されているqmailは設定とか苦労するんだけど、おかげでだいぶSMTP/POPがわかったような気がする。

この後はCGIでパスワードを変更できるようにしたら完了なのだが、さてどうやって対応しようかな?というところで宿題。

参照
qmail-vida
第三者中継の調査