今朝は3時に起きてしし座流星群を眺めに行く。去年はプロジェクトが流れてしまって流星どころではなかったし、会社に行く心配をしなくていい今の状況で、何より確実に天気にも恵まれるという事を知ってたらやっぱり寝過ごす訳にはいかなかったのだ。
九年庵にて by COOLPIX |
というわけで手近な八木山峠へ。なんと篠栗では0℃の温度表示を確認。放射冷却で冷え込むとは聞いていたが、まさか氷点下の世界に足を踏み入れる事になるとは…。しかし厳寒の中を辛抱した甲斐があって6時頃までの2時間近くで20個以上の流星を確認した。下馬評通り流星雨にはほど遠かったが、同時に2つ流れたり火球に近い大物もあったので、98年の観測とは比べ物にならないほど満足。わざわざ行って良かったなぁ。
また久々にOM-1を出動させて天体写真も撮ってみたが、時計を忘れてしまい適当に開放しただけなので、うまくキャッチできたかどうかは微妙なところだ。
7時前、朝日を背に帰宅。今度はCBに乗り換えて佐賀の九年庵へ向かう。R3〜R34という馬鹿正直なルートで9時過ぎに到着。既に観光バスが何台も来ていたが、さすがにこの時間では待たされる事も無く入場。しかし整理券の番号は早くも1300を越えているよ…
肝心の紅葉はピークを過ぎて全体的に黒くなってしまったのが多かった。とはいえ、まだまだ鮮やかな枝振りを狙って写真を撮りまくる。が、人が多過ぎ。葉っぱを撮ってるのか頭を撮ってるのかわからなくなる。
光明禅寺にて by CAMEDIA |
10時半に九年庵を後にし、1時間で太宰府へ。確か観世音寺も紅葉がキレイだったはず…と思って行ったのだが、ここも九年庵に続いてピークを過ぎたところでちょっと残念。平地の色付きも更に速くなったんだなぁと反省しきり。
ここで写真を撮ってたおっちゃんに「光明禅寺と竈門神社が良かったよ」と言われてハッとした。紅葉の名所は観世音寺じゃなくて光明禅寺だったような…。
というわけで慌てて太宰府天満宮にほど近い光明禅寺へ。ちょうどピークを迎えていて真っ赤なカエデや黄色のイチョウが目に鮮やか。願わくばピーク前に来て若々しい紅葉を撮りたかったなぁ…という残念感もあるのだが、枯山水の庭にも紅葉が敷き詰められた景色もまた趣深い。こういうシチュエーションは京都の専売特許だと思ってたが、さすがは古都太宰府なり。
続いて訪れた竈門(かまど)神社もお見事。優美な中にも厳かな緊張感が漂う光明禅寺とは違い、境内の紅葉の下でピクニックシートを広げてお弁当をつっつく家族連れやグループの楽しそうな声が響く和やかな雰囲気がまた良いなぁ。
というわけで、今日一日で200枚以上写真を撮りましたとさ。
参照
●NIFTY SERVE Forum / FSPACE
●Live Leonids2002
●神埼町観光協会
-九年庵
●太宰府天満宮
-周辺史跡