久々の青空に喜び勇んで目が覚める。それにしても先週から冷え込みが厳しく、今朝も外気温10℃前後と真冬並みの寒さ。革パンの下にはブレスサーモのインナータイツ、上着もサーマスタットのインナーと冬用のCTXジャケットを着込んでこちらも真冬並みの装備で万全。軽くブーツを磨いて9時前に出動。
九酔渓にて |
アイドリングを少し高めに調整した事によってピックアップもさらに向上。右手首をクイッと返すと人車含め総重量200kg以上が5秒ほどで巡航速度まで一気に加速。クランクケースからのオイル滲みも改修してエンジンはすこぶる快調だ。
およそ2週間ぶりのツーリングに心躍り、冷たい風に煽られながらも断固たる決意で久々の筑後川土手ロードを東へ。久々の澄んだ青空の下、見慣れた田んぼや耳納連山もちょっとシックな秋の装いが新鮮だ。
R210に繋いだ後は日田をパス。玖珠川沿いの渓谷も少しずつ秋の装いで、特に珍しくカエデ等の赤系の色付きが良くて今年は見応えがあるキレイな紅葉が期待できそうだ。あちこちで写真を撮りながら豊後中村から県道40号線へ。このあたりもイイ感じに色付いている木々が多く、ちょこちょこ止って写真を撮りながらクルマをやり過ごす。
12時過ぎに九酔渓へ。TV等でも見頃と言われている事もあって平日だと言うのに桂茶屋の駐車場もほぼ満杯。紅葉シーズンで年間売上の半分以上は稼いでるような気がするな〜。有名なぽん姫もレジで大忙しだ。食堂も大混雑だったのでトイレ休憩だけで逃げるように湯坪方面へ走って田野の朝霧へ。先週喰い損ねた「唐揚げとそば定食」700円を食す。うん、うまい。
泉水グリーンロードにて |
食事処 朝霧 TEL:09737-9-2063
大分県玖珠郡九重町大字田野683-82
リベンジに満足してゴキゲン気分で13時半にリスタート。泉水高原に入るとなんと雪化粧した三俣山がお出迎え。
まだ11月になったばかりだってのに…
しかし雪化粧したくじゅう山系をバックに紅葉が見られるなんてもう二度と無いかも。特に今年は夏が暑かったらしいし、先週来の真冬並みの冷え込みで近年に無く色が鮮やかで見応えがある。しかも、今日は雲ひとつないピーカンの青空とのコントラストが相まって実に見栄えがする。
いやいや、東北の紅葉にも負けてないかも。
長者原からは路肩に雪が残るやまなみハイウェイへ。やまなみハイウェイも除雪部隊が稼動した形跡があり、かなり降った事は疑う余地のないところだ。こわっ。雪の残る牧ノ戸峠を越え、ススキが広がる瀬の本へ下ると、靄に霞む阿蘇涅槃像がお出迎えだ。う〜、さすがに峠は寒かった。
定番の大観峰まで足を延ばそうかとも思ったが、今日は撮影などでゆっくりし過ぎているので、小国から杖立〜松原ダムを周って紅葉チェックしながら帰投。どこも進捗50%ほどのイイ感じで、先週からの冷え込みで一気に色付きが進んだ感じ。今週末〜来週が見頃かな。
筑後川土手ロードを倍速モードで駆け抜けた後は、R3を大人しく快走し、17時20分に自宅に帰着。冬の足音が聞えた270kmのfine touringだった。