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Last-modified: 2024-04-10 (水)


[一語一絵/ツーリング/2002]

北海道final / 2002-08-04 (日)

道内最終日は航空自衛隊千歳基地航空祭10時半江別の友人宅を出発。ところが、10kmほど走ったところで、銀マットと雨具を忘れた事に気づいて慌てて取りに戻り約20分のロス。結局10時50分に再スタート。お誂え向きのいい天気だ。

と思ったが、恵庭に入るとどんよりどんよりな天気に。セイコーマートから、この先必要無いキャンプ道具や地図を宅急便で発送。意外と重くて15kg超となり2,530円だ。その後もほぼ順調に進み、12時前には千歳市街地へ入るが、千歳基地に接続する道路にスイッチした途端、案の定渋滞に巻き込まれる。クルマと一緒なのですり抜けて先に行ってしまうわけにも行かず、久々に排気ガスにまみれて気分が悪くなる。

STOP&GOも疲れるので少し先行して休憩する事にしたのだが、この時シートに装着していたサイドバック装着キットが一つ無くなっている事に気付いた!!。どうやらサイドバッグを装着していない為に震動で緩んでシートから外れてしまったらしい。駐車場での盗難や雨などを危惧して荷物は友人のクルマに積んで行った事が裏目に出た結果と言えよう。空からは霧雨まで降り始め、ブルーインパルスのフライトも微妙なところ。まさに踏んだり蹴ったりだ。

T4ブルーのタキシング
空自千歳基地航空祭にて

渋滞を潜り抜け12時45分千歳基地到着。それぞれバイクとクルマの駐車場に別々に誘導され離れ離れに。まぁPHSがあるから大丈夫でしょ。と思いきや、おっさんPHS呼び出しても出ないやんけ!!。やろ〜持ってきてないな!!とちょっと焦るものの、いよいよになったら迷子の呼び出しをかけてやろう…。

取り敢えずもろもろの不安要因は忘れて展示エリアで飛行機を眺める。思ったより人出は少ないが、ここでお世辞にも大柄とは言えない友人を見つけ出すのは容易ではなさそうだ。と思って、ブルーインパルスの展示場所に行ったらあっさり発見。開口一番「もう一生逢えないかと思った」などと言いながら、身体はブルーインパルスの方に一目散、っておいおい。ったくマニアだねぇ。

結局、ブルーインパルスの飛行は中止で滑走路まで行って戻って来るランナップのみ、一番見たかったB747政府専用機は展示すら無し、と全く観るべきところの無い航空祭で最終日のテンションをガックリと下げた。

ここで友人ともお別れ。毎度ながらお世話になりました。これで雨でも降られたら泣きっ面に何とやらなので、その後はR36を真っ直ぐ苫小牧へぶいぶい走る。

セイコーマートで買出しを済ませた後、16時東日本フェリーで乗船手続きを済ませると、即「へすていあ」に乗船させられ、駐輪場にたむろする旅人同士で余韻に浸る間もなく船上の人となった。どんよりした苫小牧港を吹く風はTシャツ一枚では少し肌寒く、早々に船内の展望ロビーに引篭る。

18時45分、「へすていあ」の汽笛が42日間に渡った北海道ステージの終わりを告げた。さらば北海道。さらば北の大地。

本日の走行距離、105kmなり。