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Last-modified: 2024-03-20 (水)


[一語一絵/ツーリング/2002]

魅惑のサクサクパイ、帯広に六花亭あり / 2002-07-26 (金)

今朝も絶妙に曇っているがここ数日よりは遥かに明るく、どうやら予報通り雨の心配はなさそうだ。が、これもここ数日とは打って変わって蒸暑く、Tシャツ一枚でも荷物の積載を終えると汗ばむほど。まぁ寒い寒いと震えるよりはマシか。

畑
南富良野町、のどこかにて

昨夜同宿となった女性ペアに「六花亭で逢おうね」と言い残して8時半にスタート。R38をサクッと走って9時20分帯広六花亭本店に到着。お目当てのサクサクパイ100円をGetして、店内サービスのコーヒーで早くも朝のくつろぎタイムを過ごす。

このサクサクパイはパイと言っても平べったいものではなく、ちくわのような筒状になっていて中にカスタード?クリームが入っている代物。素材的には取り立てて特別なお菓子だとは思えないのだが、本店限定販売で推奨賞味期限3時間というレア度が現代人の購入欲を刺激し、いつも昼頃には売り切れてしまう人気商品なのだ。ただ駐車場には道外ナンバーとレンタカーばかりなので、地元の人は冷ややかに見ているような気がする。

まぁパイ自体とても美味しいので、そんなごたくはどうでも良いのだ。こんなお菓子が100円やそこらで食べられ、しかもコーヒーサービスまであるというのは羨ましい事だ。程なく到着した同宿の女の子と一緒に、更にサクサクパイをもうひとつと木苺のミルフィーユ180円を食べながら、今後の予定など話ながら楽しいひとときを過ごした。

畑
美瑛町美馬牛付近にて

最後に美瑛プ○○○…への手土産にサクサクパイ10個をTakeOutし、帯広での最大唯一の使命を無事に完了した。店を出ると外は目の覚めるような青空。気分はウキウキだが、湿度もムシムシ。富良野は午後から雨の予報だったし、ちょっといや〜んな感じだ。ジャケットの下はTシャツ一枚になり、再びR38を西へと走る。

芽室でネズミ取りをかわし、彼女たちと別れて新得駅へ。駅の立ち喰いそば300円を賞味。確かに立ち喰いそばとしてはウマい。蕎麦自体はコシ・風味共に▲な麺だが、醤油ベースのいいダシがうまかった。これはちょっと期待できるかも?というわけで、R38に戻ってロードサイドの蕎麦畑に囲まれたそばの館へ。せいろ一枚650円に舌鼓。新蕎麦前の時期ハズレにも関わらず、コシ・喉越し共に山形蕎麦に匹敵する美味しさだった。◎。

12時にリスタート。早くもうだるような暑さに襲われ始め、倍速モードで狩勝峠にアタック。豪快なワインディングを15分で駆け上がり、写真を数枚撮った後暑さに負けてさっさとリスタート。この暑さではせっかくGetしたサクサクパイもダメになってしまう…

快速を飛ばして南富良野からR38に別れを告げ、道道を繋いで美瑛プ○○○ルーム14時着。なんとかサクサクパイも無事に運び終える事ができて任務完了だ。

荷物を降ろした後、せっかくの好天なのでまた富良野〜美瑛をフラフラ。空の青と畑の緑が眩しかった。

本日の走行距離、283kmなり。