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Last-modified: 2024-04-08 (月)


[一語一絵/ツーリング/2002]

花より団子、さらば道東 / 2002-07-25 (木)

今朝も降っているのかいないのかわからないような天気。という事はとにもかくにもイヤな天気だという事だ。

今日は帯広近辺まで行ければOKなので釧路湿原の別ポイントでも探索しようかと思っていたのだが、この天気では呑気に散策するのもままならない。ならばと花より団子と牡蠣メシ弁当にターゲットを定め、同宿だった久留米出身厚木在住のBlackBird氏と連れ立って約60km離れた厚岸へ向けて9時半にスタート。往復2時間ほどのグルメツアーだ。

曇り〜小雨〜霧雨〜濃霧と目まぐるしく変る気象条件の中、ウルウル状態に濡れるシールドをふきふきしながらも80km/hをキープ。R44根室方向に快走し、10時半JR厚岸駅に到着。

さっそく駅舎に駆け込むと「本日かきめし弁当売り切れ」の紙が目に入った....。なんてこったい、と思いながら販売嬢に念を押すと「今日明日は作ってるところがお休みなんですよ〜」という信じられない回答。実は作っているとこが駅前にあるので、KIOSKに無くてもそこに行けば手に入るという押えの切り札まで持っていたのだが、休みとあっては如何ともし難い。

喰えないとなると余計に喰いたくなるのが人の常。振り上げた拳の落とし所を探すように道の駅「グルメパーク厚岸」に行ってみたが、閑散としていてまるで大した事が無い。万策尽き果てたYANOはここで中標津へと向かうBlackBird氏と別れ、たった今走って来た道を釧路へと戻るのだった。

ケーキ4つ!!
六花亭釧路春採店にて

明るくなった曇り空の釧路市街地に戻ったのがちょうど12時。いい頃合いに腹も空いているのだが、ムーンライトの豚丼は一昨日喰ったし、取り立ててこれを食べなくては!という心当りが無いなぁと思っていたら、釧路六花亭サクサクパイがあるという話をふと思い出した。そうとなれば記憶のカケラを総動員。春採湖を見下ろす場所にあると当たりをつけて、湖畔の道路を駆け巡ること15分。見事に見つけましたがな。

ショーケースを見たところ目当てのサクサクパイが見当たらなかったのだが、取り敢えず2Fの喫茶室に上がってケーキを注文。なおホットコーヒーはセルフサービスで無料なのでケーキ4品で470円と実にリーズナブルだ。もちろんお味も◎で言う事なし。ちなみにお誕生日サービスの「ハッピーバースデー」の合唱もなかなか天晴れであったので、お誕生日の方はぜひ誕生日パーティを。

13時前六花亭を後に。幣舞橋(ぬさまいばし)を渡りR38帯広方向に向かう。白糠町に入り左手に太平洋が見えるようになると去年の苦難を思い起こさせるような濃霧が行く手を阻む。が、霧雨なんぞなんのその。黙々と走り続けて15時前池田町に到着。結局、今日は幸か不幸か大した雨に降られる事はなかった。

まだチェックインには時間があるので池田ワイン城で暇潰し…と思ったがパスしてHappinessDairyへ。イタリアンジェラート250円に舌鼓を打つ。バニラとハスカップヨーグルトを所望したが、ちょっと水っぽくて美味しいとは思えなかった。なわけで、アイスよりドリンクヨーグルト150円の方がオススメだ。

16時に今宵の宿「ワインの国」に到着。下戸なのでワインよりも十勝牛のサーロインステーキに魅かれたのだが、200g前後?と思われるボリューム・味ともに満足。朝はトースト+αの軽食になるのだが、それでも1泊2食3,500円とはお得度◎。スタッフのうーちゃんが美人だし、言う事なし。f(^^;;

なおお風呂は近くの清見温泉370円に連れて行ってくれた。鉄分の豊富な塩化物泉なので錆色のお湯だが、殆ど鉄臭くなくサラッとしていた。サウナも付いていて、ここもなかなかお得度は高い。

今夜も残念ながら星は見えず.... でも同宿がCUTEな女性ペア(滋賀県からPAJEROで日本一周中)だけだったのはラッキー(*^^*)。十勝の夜をまったりと過ごす。

ワインの国 1泊2食3,500円 TEL:01557-2-5929
北海道池田町字昭栄
URL http://www.netbeet.ne.jp/~fnorth/wain.html

本日の走行距離、224kmなり。