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Last-modified: 2024-04-08 (月)


[一語一絵/ツーリング/2002]

最北の島、礼文島にて / 2002-07-16 (火)

夜半に降っていた激しい雨も朝には上がってひと安心していたのだが、朝食を済ませると再び雨が落ちて来た。宗谷地方は曇りという予報に一縷の望みを託し、雨の装いを身に纏って10時前にスタート。

利尻富士を望む
道道106号線にて

羽幌から稚内を目指しR232を北上するが、それほど激しくは無いもの断続的に降り続く雨が実にイヤな感じ。しかも自衛隊の巨大な水陸両用車を先頭に50km/hの我慢の走りを続ける。追越し禁止規制が解かれた瞬間に右手首を返し、コンボイをバックミラーの彼方に消し去る。

辛抱の甲斐あって手塩に入ると完全なドライコンディションになり好転の気配。運が向いて来たか? 道道106号線にスイッチしサロベツ原野に入ると青空まで見えはじめ、接近3度目にして初めて利尻富士が迎えてくれた。るん♪(^^)

今回は納沙布岬はパスして、12時過ぎに快晴の稚内に到着。海も凪いでいるし台風も外れそうなので、午後の便で礼文島に渡る事を決め、たましろで出逢った旅仲間文吉さんオススメの民宿なぎさに宿を確保する。なお仏間に寝かされたのもたましろと同じなのだが、これも何かの縁だろうか?>文吉さん

利尻富士を望む
道道106号線にて

フェリーの出港までは2時間ほどあるのだが宗谷岬まで足を延ばすのはちょっとリスキー。HPをアップロードしたあと最北のホクレンSSに行って給油。レギュラーでも109/L円とちょっと高かったが、美人のおねえさんが地図や旗をくれたので顧客満足度は非常に高かった。

フェリーターミナルに戻ると吉里吉里で同室だった足立ナンバーのCB1300氏と再会。結局今夜も同宿になるとはこれも何かの縁だろう。フェリーは定刻の15時10分稚内港を出港し、利尻富士を眺めながら穏やかな航海を楽しんだ。

フェリーから降りた足でそのままひとっ走りして民宿なぎさにチェックイン。夕食は品数も多く味・ボリュームも大満足。談話室が禁煙でないのが▲だが、混雑しているにも関わらずなかなか居心地の良い宿だった。ただ、うっかり長居をすると沈没してしまいそうだが....。

さて7年ぶりの礼文島。何が変って何が変ってないか、楽しみと不安が入り交じりながら、夜は静かに更けていった。

民宿なぎさ 1泊2食7,000円 TEL:01638-6-1693
北海道礼文郡礼文町香深字奮部

本日の走行距離、150kmなり。