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Last-modified: 2024-04-08 (月)


[一語一絵/ツーリング/2002]

ツールド北海道4日目、美瑛にて / 2002-07-03 (水)

今朝は昨日以上に蒸暑さを感じさせるどんよりとした曇り。羽幌方面の天気予報は明日まで思わしくないので、取り敢えずこの辺りで様子見続行だ。

ラベンダーと中富良野の町
中富良野町、彩香の里にて

やはり富良野と言えば真っ先に浮かぶのが『北の国から』とラベンダー。というわけで、夏期のみ富良野駅前に開設されている「北の国から」資料館へ。ロケのスチルパネルと小道具中心のよくある展示と言ってしまえばそれまでだが、500円なりによく充実していると言えよう。

麓郷や八幡丘は7年前にMTBで走り回っているので今回は取り敢えずパス。次のイベントラベンダーを見るべく、9時中富良野町彩香の里へ。ちょうど早咲きの株がキレイに咲き揃って見頃を迎えていていて、あいにくの曇り空を恨めしく思いながら写真撮影に勤しむ。しかしR237からちょっと外れているので人気も少ないだろうと思っていたのだが、ところがどっこいこっちも意外と観光客バスが来るような始末にびっくり。9時半、団体客の波に追われるように彩香の里を後にした。

でもって約15分ファーム富田へ。あまりに有名な場所なので行くのを躊躇ったのだが、恐いもの見たさも手伝って行ってみた。予想通りの人出にクラクラするほどだったのだが、半数近くが修学旅行の女子高生だったのがせめてもの慰めだと言えようf(^^;;。なお、ちょっと離れた場所にあるよく絵葉書で目にするカラフルな花とラベンダーが連なっている花畑にも行ってみたがこちらはまだまだの様子だった。また下旬に改めて行ってみたいところだ。

最後にラベンダーソフト250円を食べた後離脱。R237旭川に向かって深山峠のラベンダー園、かんのファームをチェック。どこも早咲濃紫のラベンダーが見頃を迎えていてキレイだった。

正午美瑛駅に到着。今日は偶然にも富良野に来ていたGB嬢と待ち合わせてデート大作戦なのだ。(*^^*) 方向感覚に不安のある彼女だったがあっけなく合流に成功し、駅から100mほどのおきらく亭ポトフ980円をオーダー。ここのランチは前菜も付いていてゆったりと食事を楽しむ事ができるのでデートに持って来いなのだ。はっはっは、(^o^) あ、肝心の料理もボリューム味共に大満足の逸品でありました。美瑛おきらく亭あり。

1時間半ほどまったりした時の流れを共有し、「またね!」という言葉を合図に別々の道へとステアリングを向ける。今度はどこで逢う事になるのだろうか?

バラされたCB
美瑛町、プ○○○ルームにて

それから美瑛の丘をなんとなく走り回っているうちに予報通り雲行きが怪しくなって来たので、16時ライダーハウスプ○○○ルームへ。宿代700円+シャワー代200円。到着するや否やオーナーが「さっそくバイクを診てあげよう!」とバイクの診断をしてくれ、チェーンの調整から曲がってたブレーキレバーやマフラーの位置修正、タンクを外してチョークワイヤーの調整まで無料でやってくれた。

どうせタンクを外したのならとキャブの洗浄までやってもらったら、アクセル操作がウソのように軽くなった。スロットルにこびりついていた7万キロ分のカーボンが外れたわけだから当然と言えば当然だが、思わぬところで劇的な改善が成されたのがウレシイ。しかも約2時間の作業にも関わらずキャブクリーナー代の2,500円だけというのはありがたい事だ。バイクショップに頼んだら2万くらい請求されてもふしぎでは無い。

この夜の宿泊者は結局YANOひとりだったので、関西人の濃いオーナーとサシで楽しく過ごした。だが楽しさの裏腹にうっかり長居してしまうと壊れてしまいそうな危険も感じる場所だ。こんな宿もありとは、北海道はやっぱり奥深い。

ちなみに納屋を改造したライダーハウスの方にはトイレ・洗面が無い為に少し離れた宿の方に行かなければならないので女性は宿の方が無難だろう。孤高のプライドを捨てたかのようにエサをねだってまとわりつくネコ2匹も強敵だし。(笑)

本日の走行距離、110kmなり。