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Last-modified: 2022-06-20 (月)


[一語一絵/ツーリング/2002]

skylineという道 / 2002-06-03 (月)

雨に濡れたCB
土佐町、さめうらキャンプ場にて

5時半に目が覚める。雨は上がっていてホッとするが、今度は霧のような深い靄が周囲を包んで少し肌寒い。コーヒーを入れ、さっさとパンを食べて出発の支度を始めるが、日も射さないので肝心のテントが一向に乾かない。

慌ててもしょうがないので本を読みながら気長に待つさ。7時ごろに靄の向こうからうっすらと太陽が見え隠れするようになり、ようやくテントを収納してスタートしたのは8時過ぎだった。

今日は四国三郎、吉野川を遡るのだ。まずは吉野川に削られた谷間を走る県道17号を西へ。概ね2車線の快適ロードをゴキゲンRidingだ。四国の山道ではお約束の時間帯通行規制で10分ほどロスをするが、本川村R194に出て右折。愛媛県西条市へと向かうが、新寒風山トンネルの手前で再び右折して旧道へ。しかし、5kmほど走ったところでここでも時間帯通行規制に見舞われ30分程の足止めをくらう。やはり四国の山岳ルートは余裕が肝心だ。この間にCBのアイドリング調整を実施。標高が高くなって酸素が薄くなる分、回転を高くしておかないとアイドリングでエンストしてしまうのだ。

同様に足止めを喰っているドライバーと雑談を交わしているうちに開通時間の10時を迎える。狭い旧R194を景気良く駆け登ると程なく旧寒風山トンネル手前の瓶ヶ森駐車場に出る。今度はそこを左折して村道瓶ヶ森線へ。この道路は寒風山瓶ヶ森石鎚山の標高1400m以上の稜線に沿って走る24kmの好展望なスカイラインで、天気さえ良ければ息を呑むほど壮大な絶景が堪能できる。1車線路だが完全舗装済みなゴキゲン&おすすめルートだ。日本にスカイラインと名の付く道路は数あれど、どこよりも空に近い道路と言えよう。村道瓶ヶ森線万歳!!

ただ落石や崩落の可能性も高い場所なので、いつも通行可能とは限らないので充分に注意が必要だ。現にバイクを駐めて写真を撮ってたら、対向して来た軽トラのオッチャンに「ここはいつ落石があってもおかしくないから停まっちゃいかん」と注意を受けたが、全くもって正論。この後はビビリッター全開で逃げるように走り去ったのは言うまでも無い。

ちなみにこの瓶ヶ森という山は吉野川の源流でもあり、村道瓶ヶ森線沿いに立派な吉野川源流の碑がある。ただ湧き水らしきものは見当たらなかったなぁ…と思って通り過ぎたのだが、ホントの源流点はここから徒歩2時間かかるらしい。また宿題を残してしまったか…!?

カルスト台地を走る
愛媛県柳谷村、四国カルストにて

11時前土小屋に到着。ここから石鎚山頂上まで往復4時間という事だが、石鎚山そのものが御神体なので山頂まで行かなくとも御利益は充分あるという言い訳を盾に、石鎚神社に参拝しただけでリスタート。

石鎚スカイラインを豪快に駆け下り、愛媛県面河村へ。R494から県道212号線を挿んでR33を今度は高知方面へ。交通量の少ない仁淀川沿いのワインディングで快適なライディングを繰り広げる。

12時柳谷村で給油(103/L円)を済ませR440で山岳アタックを開始。四国カルストを目指すのだ。狭広混在するR440を快調に駆け登り、12時50分に標高約1300mの姫鶴平(めづるだいら)に到着。ちょっと薄雲がかかって蒸暑いものの展望は概ね良好。高原を吹く風も爽やかだ。さっそく四万十川の源流を沸かしてラーメンとコーヒーでランチ。

山間を縫うワインディング
大規模林道東津野城川線

昨夜は雷雨であまり眠れなかったので少し眠い。とは言えすぐに寝つけるほどでもないので、13時前にリスタート。ところどころでバイクを駐めて写真を撮りつつ、まったり走っていると、放牧されている牛達ものんびりこちらを眺めているようだ。

天狗高原をパスした後は、やほほ〜いな気分で大規模林道東津野・城川線(東区間)を豪快に駆け下る。

R197に抜けて、14時半に道の駅「ゆすはら」へ。ここには雲の上温泉ライダーズイン雲の上が併設されているので、取り敢えず温泉タ〜イム500円。2日分の汗と汚れを流して気分サッパリ、眠気もスッキリ。

最悪ライダーズイン雲の上でダウンしようかと思っていたのだが、気分が乗って来たのでまだまだ行けそうだ。ただ足摺・四万十方面は特に魅かれるポイントも無いし、そろそろPHSの圏内に入るか?というわけで、山岳ステージを終了し大洲市に目的地を設定。大洲郷土館YHに電話してみるが不在らしい。オフシーズンなので休業の可能性が高いなぁ。まぁ大洲なら安いビジネスホテルもあるし、取り敢えず15時半にリスタート。

しかしR197大洲に向いながら「明日はどこへ行こうか?」と考えていたのだが、なかなかこれといったところが浮かばない。そうするとモティベーションが次第に下がってきたので、道の駅「しらかわ」でシャーベット休憩。取り敢えず四国のポイントはひと通り周ったような気がするし、ちょうどオイル交換の時期でもあるので、福岡への帰投を決意する。

でも暑い中を走るのは▲なので、今日中に九州に渡って涼しい夜のうちに帰ろう。国道九四フェリーなら夜遅くまで便はあるし、20時半の便なら間に合えば問題無いだろう。眠くなれば仮眠すればいいし。というわけで、次のチェックポイントを八幡浜に設定し、16時過ぎにリスタート。

夕方のラッシュで混雑する大洲市街地を避ける為、県道35号線R441県道29号線R56県道25号線八幡浜市17時過ぎに通過。思ったよりも全然速いじゃん。後はR197を夕陽に向かって快走、檮原町から2時間半で18時三崎港に到着。18時半国道九四フェリー四国に別れを告げた。

19時45分佐賀関に上陸。別府で晩メシ&給油を挿んだ以外は福岡までノンストップで、23時過ぎに帰着。夜なのでそれほど飛ばさなかったのに別府から下道の140kmを2時間半で帰って来れるとは、クルマが少なくて信号さえ繋がればそれなりに速いという事か....。

7泊8日で1888km走破。今日だけでも483kmなのだが....

参照
高知県本川村