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Last-modified: 2024-03-20 (水)


[一語一絵/ツーリング/2002]

たららんな道 / 2002-06-02 (日)

苺のタルト
高知県中土佐町久礼、風工房にて

今日は清流四万十川を遡る事にする。コーヒーを沸かして買っておいたパンで朝食を済ませ、8時過ぎにライダーズインをチェックアウト。

取り敢えず窪川町へ抜け、県道19号線で四万十川を遡上開始。緩やかに流れる川沿いをたららんな気分でゆったり走る。

高野で県道19号線を一旦離脱。県道41号線土佐久礼へ抜け、ライダーズインのおかあさんイチオシの風工房でイチゴケーキを食べる。いや、力説していただけあって確かにウマかった。イチゴ2段重ねのショートケーキ300円の後、タルト280円を追加。最後にレジでシャーベット300円まで頂いてしまった。f(^^;;

風工房 10時〜18時 木曜定休 TEL:0889-52-3395
高知県高岡郡中土佐町久礼6782-1

満足したところで県道19号線に復帰。幅広だった道路も、次第に狭広混在からタイトな道へと変貌する。川幅も道と同様に次第に狭くなり、また河原に転がる石の大きさが四万十川の源流が近い事を物語る。

R197を挿んで県道378号線に入り、最後は案内板に従って林道へ。この3km弱の林道はダートだが、大きなギャップも無い締った路面なのでCBや乗用車でも全然OKだ。

湯沸かし中
高知県東津野村、四万十川源流点入口にて

正午四万十川源流点(の入口。ホントの源流点まではここから徒歩25分らしい…)に到着。早速ひとくち飲んでみると、ほんのりとした甘みがあって美味しい。源流の水でお湯を沸かしてカップラーメンとコーヒーを入れ、ショボいランチと洒落る。

ウグイスの鳴き声などに耳を傾けながら1時間以上まったりした後、県道378号線に戻って仁淀村側に向かう。こちらもやはり締ったダートで、アクセルを一定にして辛抱の走りを15分程楽しむ。矢筈峠からは再び狭広混在するR439へ。酷道R439もだいぶ拡幅が進んだようだが、それでもコーナーが多くて気が抜けない。

今日は日曜日なので、ただでさえ少ない山間部のガソリンスタンドは軒並み休業。一旦R194に出たところで最寄りのJAに立寄り、営業しているガソリンスタンドを聞いてそこまで走らせる。こういうところだし高いだろうなぁ…と思っていたものの99/L円と意外な格安!!。やはり別府112/L円は法外だよなぁ....。

15時50分に道の駅「さめうら」に到着。ここにはコインシャワーがあるが、利用時間は18時までとの事。テントを設営してから間に合うかなぁ…?。取り敢えず一息入れ、田井の集落で買物をした後、吉野川上流に位置する有効貯水容量では国内第5位、もちろん四国では最大の早明浦ダムへ。この近くにある「さめうらキャンプ場」でキャンプをしようと思って走っていたのだが、ダム堤体への途中にあってちょっとわかりづらい。ダム本体から脇道を下って行けば簡単だったのだが、結局30分以上ウロウロしてしまいキャンプサイトに到着したのは17時過ぎだった。

今夜の晩メシはレトルトのカレーだが、ご飯はコッヘルで炊く。真っ先にお米を研いでおけば、テントの設営が終わった頃にはちょうど水が馴染む頃合いだ。パラパラと通り雨が降ってきたので慌てて荷物をテントに放り込んで、ストーブに点火。薪では無いのでこの程度の雨なら屋外でも問題ない。が、家庭用のレンジと違ってストーブでは火力調節が難しく、ちょっと失敗した60点の出来だった。まぁデビュー作としては合格だろう。

ここはラジオの入りも悪かったので喰った後はそうそうに寝たのだが、零時過ぎに雷鳴で起される。慌てて外に出していた荷物をテントの中に入れると間もなく大粒の雨が降って来た。さすがにテントでこの時間の雷雨はおっかなく2時過ぎまで眠れなかった....。

さめうらキャンプ場 通年 無料 TEL:0887-82-2450(土佐町地域振興課)
高知県土佐郡土佐町田井

参照
水資源開発公団
 -早明浦ダム
日本ダム協会