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Last-modified: 2024-03-20 (水)


[一語一絵/ツーリング/2002]

阿蘇Express 4th - 王道 - / 2002-02-23 (土)

洗濯もほったらかして8時40分にスタート。妙に空いているR3南バイパスを颯爽と南下、ちょっと霞んではいるがfineな空にゴキゲンfeelも上昇傾向。お約束の速度取締まり3定点も今日はお休み。麗らかな陽射しの下で菜の花が揺れる筑後川土手ロードを風のように快走し、1時間半で日田を通過。そのままR210を東へ足を延ばして10時40分玖珠ローソンでコーヒーブレイク。

ここで日出生台演習場に向かう陸上自衛隊久留米駐屯地(と思われる)の一団と遭遇。むさい連中がゾロゾロと店内に入っていったと思ったら遅れてカワイイ女性隊員が一人ニコッと微笑みかけて行った。あまりに予想外の出来事と迷彩服との取り合わせの妙もあってか、かなりドキッとした。(*^^*)

瀬の本遠望
瀬の本高原を見下ろす

10分ほど休憩した後は再びR210を東へひた走り、水分峠から九州ツーリングの王道やまなみハイウェイへ。ハーレー2台を露払いに林間区間を大人しくクルージング。今日はクルマも少ない上にキッチリ譲ってくれ、またしてもゴキゲンfeel上昇。

気配を察したのか、ハーレーのペアも朝日台の手前で前を開けてくれたので、軽くエールを交わしたあと一気に加速。叙情的な枯れ草色に彩られた飯田高原長者原を駆け抜け、雪に彩られた三俣山を過ぎると牧ノ戸峠アタックの開始。しかし、下りに入ったところでコンボイに追い付いてしまったので、タイミングを外すつもりでトイレ休憩。一息入れて何気に空を見上げると、いつもより空が広いような気がした。

ここまで来ればお昼は産山村山水亭しかない。あんかけチャーハン800円で身も心も満たして13時にリスタート。再びやまなみハイウェイへ戻り、定番の大観峰へ向かう。しかしミルクロードまで走ってきたらゴキゲンfeelが高値安定し、大観峰での休憩を見送って坊中へ。当初は阿蘇登山道へ向かおうかと思っていたのだが、「やっぱりミルクロードでしょ」という神の声が聞こえたのでR57を西へ。

赤水から二重の峠を経て、久々にミルクロード西区間へ。タイトなワインディングを気持ち良く駆け上がる。この周辺もやっぱり枯れ草色の冬景色。しかし来週からは野焼きが始まるので、この荒涼とした風景もまた見納めだと思うとちょっと寂しく感じる。

ゴキゲンなミルクロードに別れを告げ、R212を北へ。このルートも外輪山を越えるあたりの広々とした風景がまた素晴らしい。南小国からは黒川温泉方面へ向かって、R442へと抜ける。しかしR442にもすぐに別れを告げ、これまたゴキゲンなファームロードわいたをHighテンションでグイグイ快走。そのまま、うりゃ〜と日田広域農道に繋いでridingの神髄を心ゆくまで味わう。

塚田温泉センター外観
天瀬町塚田温泉センター

県道12号線に突き当たったところで、掲示板で教えてもらった塚田温泉センターを思い出し、「何となくこっちかなぁ…」と県道12号線松原方面に。うろ覚えの塚田という地名だけを頼りに走ったところ見事に一発で発見し、我ながらビックリ。塚田小学校を目標にすればすぐわかる。

お湯は温めで柔らかい肌ざわりだが、微妙に硫黄臭のある天ヶ瀬温泉とは全然違う感じ。何より飴色のお湯というのはなかなか珍しい存在と言えよう。休憩所が無いのがちと残念だが冬場のツーリングにはもってこいのポイントだ。150円という値段も嬉しいねぇ。

15時半にリスタートした後は再び日田広域農道に戻り、いつものルートをえいや〜と走ってノンストップで17時半福岡帰着。その足で閉店セール中の[External]ファミリーユサ二輪館比恵店に立寄る。全品1割引という事だったが取り敢えず大きなものは持って帰れないので、[External]DAYTONAのシンタードパッド(F:29323 4,392円×2, R:29309 4,392円)をストックして帰る。

380km、今年最長の快速クルージングだった。