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Last-modified: 2024-03-20 (水)


[一語一絵/ツーリング/2002]

阿蘇Express 3rd - winter song - / 2002-02-09 (土)

洗濯をすませた後9時半にスタート。例の如くR3南バイパスを颯爽と南下するが、連休のせいか妙にクルマが多い上に流れが悪くせっかくのゴキゲンfeelをスポイルされる。

最初は島原へ具雑煮を食べに行こうかと思っていたのだが、この調子だと思ったより時間がかかりそうだ。明日は雪の予報だしコンディションが良いうちにミルクロードを走っておこうと考えて目的地を変更。高雄交差点を左折しR3を離脱。

甘木筑後川日田と3日と全く同じルートをバカ正直にトレースしたが、今日は取り締まりは全く無し。しかし、渋滞と言うほどでは無いがやはり全般的にクルマが多い上に工事による通行規制もあって、もひとつペースが上がらず2時間弱かかってしまう。う〜む、年度末ラプソディ始まるか。

R210へ抜け、鏡坂どりゃ〜と駆け上がろうとアクセルをぐりっと捻った瞬間、胸のPHSが「ピピッ♪ピピッ♪」と2コール。「おっ、ハンズフリーで初着信か?」と思って「もしも〜し」と声をかけるもののスピーカーからは応答無し。「なんだメールか」と意気消沈しながらも、やっぱり誰からか気になるので日田一品街にバイクを入れる。

と、駐車場で手を振るライダーが… と思ったらカズさんじゃん。(?_?) 佐世保に行く予定と聞いていたのだが、やっぱり気が変わって黒川温泉へと行くという事。更にさっきのメールもカズさんからだと言うから何たる偶然。これが異性だったら運命的な…と盛上げるところなのだが。(笑)

そういうわけで、今日はカズさんと広域農道バトルランデブー。まずはカズさんの先行。今週は暖かかったので雪の心配は無いだろうとは思っていたが、そう言いつつもコーナーに飛び込むにはそれなりに用心は必要なので、後ろにくっついていると随分と楽な事を実感する。

冠雪の久住山を望む
ミルクロードにて

予想通り雪はかけらもなく、ゴキゲンなリズムで走りの官能に浸る。阿蘇五岳も靄の向こうにうっすらと見えたが、アクセルを少し戻しただけで再びRidingに没頭。引き裂く風は冷たいものの、凛とした空気はなぜか優しい。

R386に抜けたところで前後交替。ファームロードわいたYANOが引く。高速コーナーも久しぶりにお尻を半分落して頑張る。エキサイティングで気持ち良い走りを堪能したところでR442へ抜け、黒川温泉カズさん離脱。再びソロとなった後は瀬の本から産山村山水亭「地鶏丼」(800円)を食べる。やや、これもいけますなぁ。地鶏の歯応えはもちろん、タレもしつこくなくて◎。

食後は大観峰でコーヒーブレイク。今日はちょっと風があるが、暖かい陽射しを受けているとそれほど気にならず、入れ代わり立ち代わり10台ほどのバイクがたむろする。

15分程でリスタート。ミルクロード阿蘇展望所まで行って折り返す。しかし、ホントに今日はFine dayで空がスカイブルーな感じ。ところどころで写真を撮りながらR212へ下り、南小国から県道40号を経てR442へ抜け、ファームロードわいたへ繋ぐ。岳ノ湯で温泉休憩でもと思っていたが、快速モードに入ったギアは止まる事を許さず、冬の歌を奏でる風となって広域農道の豪快なアップダウンをFun Riding。ゴキゲンモードで日田を通過する。

原鶴ゆ〜YOUでやっと温泉休憩を挿み、いつものルートで帰投。すると山家でまたしてもカズさんと再会。縁がある時はこういうものなんだろうねぇ。短いランデブーの後高雄交差点で別れて、福岡18時帰着。

311km、冬の醍醐味を満喫したゴキゲンツーリングだった。

帰途、朝には居なかった夜須町畑島の定点でパトカーの張込みを確認。3日の甘木市小田橋定点もしかり、公務員は16時に店終いという定説は既に過去のものと言えよう。陽が傾いたからと言っても油断は禁物である。