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Last-modified: 2024-03-20 (水)


[一語一絵/ツーリング/2002]

阿蘇Express 1st -revenge- / 2002-01-05 (土)

昨日以上の晴天に「今日こそは!」と気合を入れて9時半ごろスタート。昨日の整備の甲斐あって今日はCBもゴキゲン麗しく何より。風は強いものの久々に暖かい陽射しに包まれ、南バイパスを快調に南下。外気は寒いことは間違い無いが真冬モードのフル装備で快適である。朱雀大路交差点で白バイVFRに追い付き、星が丘筑紫興産でPit Stopするまでしばらくランデブー。今日は用心して行こう....。

昨日断念した両筑橋を難なく渡り、筑後川土手ロードをゴキゲンRiding。R210へ抜ける山春の交差点で信号待ちしている軽カーをすり抜けして前に出ると、クラクションと共におばちゃんが降りてきて「ウエストバックが全開になってるよ!」と教えてくれた。ありがたい事である。調子に乗って振り回したらデジカメをぶちまけるところだった....。

日田からはダメ元で「天国に一番近い道」へ。フラワーパークあまがせ付近を過ぎたところで「この先積雪・凍結注意、チェーン規制の場合あり」との警告板出現。すぐ次の右ターンで早くも路肩に残雪が現れたが、走行車線はドライなのでEasy Ride。しかし、懸念していたハイポイントコーナー(とはYANOが勝手に名付けたんだが)の手前の山陰になっている長い登りは全面的に5cm以上の積雪。そこだけは真っ白な白銀の世界が待ち構えていたのである。

どっひゃ〜!! もはやここまでか?と思ったものの、ハイポイントコーナーの先は日当りが良いので雪は残ってないはず。幸いにもクルマは通っているようで辛うじて轍だけは雪が溶けてアスファルトが見えているので、轍を一本橋(一本溝?)のように走れば行けそうだ。ちょっとだけ写真撮ろうかな?と色気が出たものの、雪道の登り坂でうまく再発進させられるだけの自信は無いので、ここは大人しくセオリー通りにアクセルコントロールのみの定速キープで通過。今日は用心するのだ。

門松とCB
大観峰売店前

ハイポイントコーナーの先はコンディショングリーン。残念ながら阿蘇涅槃図は観られなかったが再びゴキゲンRindingに身を委ねる。下城R212に降り、宮原南小国を抜け大観峰には12時5分に到着。福岡から無休憩でおおよそ2時間半。給油のPit Stopとコンディションを考えれば新ルートが最速ルートであることは疑う余地の無いところだろう。

いつもの大観峰園地もトイレの改修が終わりスッキリ。売店前には立派な門松も建っていて新年の装いである。さすがにバイクは両手で数えられる程と少ないが、意外にクルマは多く第一駐車場が埋るほど。

熱いココアで一服した後は、強く突き刺すような冷たい風から逃げるようにリスタート。ミルクロードやまなみハイウェイR442R387と繋いで北里木魂館・ピッコロクッチーナ(小さな台所)でランチ。焼飯と豚汁と温泉入浴券がセットになった「温泉セットB」(1000円)を所望したが、入浴料の300円を割り引いても「山水亭には及ばないかな〜」という気がする。

というわけで、食後に北里バラン温泉木魂館・はかせの湯で温まった体を完全装備で梱包し、再びCBと共に冬の冷たい空気を引き裂く。帰りはR212を普通に杖立松原ダム大山日田と抜け、例の如く筑後川土手ロード甘木へ。正月なので一年ぶりにばあちゃん家に顔を出しコーヒーブレイク。膝が悪いと言っていたが、取り敢えず元気そうで何より。

まだまだ初詣に向かうクルマで大混雑の太宰府を抜け、18時頃帰着。取り敢えず「阿蘇に行ったぞ」というだけの250km Shortツーリングであった。