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Last-modified: 2024-04-08 (月)


[一語一絵/ツーリング/2001]

走れ走れ / 2001-02-03 (土)

久々の好天に矢も楯も堪らずCBに跨がり、迷わず阿蘇に狙いを定めてR3を南下する。

植木からは九州のユノディエール、菊池グリーンロードに入る。道路工事に伴ってシケインまでできていた(笑)のには驚いたが、アクセル全開で荒れた路面に暴れるCBと格闘する。R325へと抜けた後はさらに南下し大津のセブンイレブンまで2時間半の一気走り。ウォームアップ終了といったところで、一息つく。

ここからミルクロードというルートを考えていたが、なんとなく俵山へと向かい、更に南下。空港を過ぎて県道に入る。行楽シーズンなら長い車列が待っているところだが、この時期はさすがに車も少なくのどかな田園風景を横目に快適なridingを楽しむ。お池さんを過ぎたところの長い上りもアクセル全開で気持ち良くクリア。

しかし九十九折り区間でアタックに入ると途端に乗れてない事を思い知る。身技体共にバラバラという感じで、迷いもあってイメージ通りに走れていない。パワーが若干上がったせいもあるだろうが、まだまだだと言う事だろう。車に追い付いたところで結局調子は上がらないままアタックは打ち切り、南阿蘇を見下ろしてひと息入れる。ふぅ〜。

峠を下りた後は南阿蘇をクルージング。暦の上では明日から春とはいえ、まだ空気は真冬の冷たさ。しかしこの凛とした空気を裂くような、この季節ならではの快感を味わうように走る。白水から阿蘇登山道路へ入るが、相変わらず車は殆ど無い....。気がついたら2回目のアタックに突入。

雪景色の阿蘇中岳火口
阿蘇中岳を望む

俵山のようなタイトコーナーは殆ど無いせいか、比較的いい感じでコーナーをクリアしてゆく。先行車も実に紳士的に譲ってくれるので、さらに調子を上げる。標高が上がるにつれて路肩に雪が見えはじめ緊張感が高まるが、結局ridingに影響を及ぼすようなことはなく阿蘇山上に到着。ところどころ雪が残る火口から噴煙が上がる風景はちょっと新鮮。

しかし標高1100mはやはり一段と寒い。トイレ休憩の後は速やかに坊中へ下り、R57沿いの文吾うどんでお昼。ごぼ天うどんでお腹から温まった後は、やまなみハイウェイからミルクロードに入り大観峰へ。珍しく風もほとんど無く、しばし缶コーヒーを片手に冠雪のくじゅう連山を遠望。ひとり黄昏る。

14時を過ぎたところでR212から帰投。とはいえ小国町北里木魂館北里バラン温泉で冷え切った体を温めてから。f(^^;;

あとは例の如く日田へ抜けた後、定番ルートで福岡17時20分帰着。324kmのWinterクルージングだった。