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Last-modified: 2024-04-08 (月)


[一語一絵]

年越し / 2001-01-01 (月)

電波少年的『いけ年こい年』を見つつ「DOS/V PowerReport」と「部長島耕作」を読みながらだらしなく年越し。気がついたらカウントダウンが始まっていて、あれよあれよという間に慌ただしく、何の感慨も無いまま21世紀を迎えてしまった。まったく拍子抜けである。

しかし最初の出し物が始まって数分したところで慌ただしく中止し、なんとカウントダウンがまた始まった。やり直しである。慌ててチャンネルを変えると他局ではちょうど年越しの瞬間。日テレのフライングである。選挙速報のフライングは珍しくないが、年越しでフライングとは前代未聞....。何人か首が飛んだな....

20世紀、21世紀と言ってもあくまでも人間が自分の都合で示し合わせたに過ぎない概念での話で、日食や月食のように自然現象として変わった事があるわけでもない。時差があるので全世界で同時という訳でもなし、宗教や宗派が違えば全く関係無い。そういう意味では昭和から平成への改元の方がよほどインパクトが大きかったと思う。

人間の思惑に縛られることなく何事も無かったかのように時は流れ続けている。ま、難しい事はさておいて、今年もYANOらしく前向きに生きていこうと思う。


[一語一絵]

DINOSOUR / 2001-01-01 (月)

元旦という事は1日、という事は1000円で観られる映画の日。午後からも相変わらず暇だったので、[External]ワーナーマイカル戸畑まで『DINOSOUR』を観に行く。

時間帯の都合で吹替え版だったが、元々キャストは恐竜だからオリジナルでも当然アテレコ。口の開きと言葉が合わないという問題もなく、逆に誰が喋ってる言葉かわかりやすくて好結果であった。ちなみにヒロインの声は江角マキ子だった。

内容的には「弱者を守りながら強敵にも勇敢に立ち向かう」ヒューマニズムに訴える筋書きは、アカデミックセオリーから言うと全くの嘘っぱち。しかしそういう割り切りも含めて良くも悪くもWalt Disny。恐竜をモチーフにして人間愛を描いたハリウッド版山田洋次作品と言えよう。ジュラシックパークロストワールドのようなリアリズムを期待すると裏切られる。

映像的にはロストワールドからまた一段と描写の緻密さが向上した感があり、ハリウッド映画ならではという感じ。しかし、動きがあまりに人間チックでどうも気に入らない。擬人的描写とは言えやりすぎだ〜。