去年の9月に発生したPrime Magnate IMの起動トラブルの原因となったケースの電源スイッチ故障。
これが壊れたタクトスイッチ |
消極的ながらもRESETスイッチで代用できたので、今ではLinux機のケースとして活用しているのだが、今年8月にマルツパーツ館 博多千代店がオープンしたという噂を耳にしたので、「電源スイッチの交換」という積極策に出る事に。
ケースからスイッチ基板を取り外してテスターでチェックしてみると、タクトスイッチを押しても針は微かにしか振れない。逆にケーブルの方をショートさせると電源はすんなり入る事で、タクトスイッチの故障が確定。
東公園~県庁を越えて自転車で10分ほどのマルツパーツ館博多千代店へ。6mm角のタクトスイッチはステム高さが何種類もあり、6.5mmでは微妙に足らず9mmでは明らかに長すぎる感じ。7.5mmくらいがジャストな雰囲気だったが、無いものをねだっても仕方がない。6.5mmのにパテを盛るのが早そうだが、接触する部分故に緩んだり外れたりすると面倒なので、9mmから削る事を選択。52円也。
久々に半田ごてを握ったのはいいが、壊れたタクトスイッチの足に盛られた半田を取り除くのにひと苦労。昔は"半田吸い取り器"とか使ってた気がするが、ダイソーで200円のハンダ吸い取り器が売ってると言われても、そこまで行くのも面倒だ。結局、フラックスを馴染ませた"より線"に染み込ませて取る方法を思い出してクリア。
博多区千代4丁目、マルツパーツ館博多千代店 |
意外と覚えているもんだね。
新しいタクトスイッチを半田付けしたら早速マザーに接続し、電源ON/OFFの確認OK。ニッパーでステムをザックリ切った後、ケースのボタンと合わせながらヤスリでゴシゴシ削るだけだ。どうせスプリングで浮かせる形になるので少しくらい違っても大丈夫。終ってみれば簡単だ。
Magnate IMの電源が入りづらくなった時に気付いておけば、DG45IDを買わずに済んだのになぁ。
さてマルツパーツ館博多千代店は地下鉄千代県庁口駅5番出口、千代町バス停のすぐ近く。クルマの時は裏の駐車場に入れれば1時間無料との事。
店内は決して広くないがみっしり陳列してて品揃えは充分。通販全盛の時代とは言え、パーツの場合は現物合わせができる、店員さんに直接相談できるという環境は必要不可欠。
今泉のカホパーツセンター、空港通りの波夢人(ハムジン)に続いて、第3の選択肢は貴重な存在であり大歓迎。
マルツパーツ館 博多千代店 福岡市博多区千代4丁目1-33 TEL:092-643-8202
微力ながら応援していきたい。
【参照】
●マルツパーツ館 https://www.marutsu.co.jp/
┗マルツパーツ館 博多千代店
●カホパーツセンター http://www.kahoparts.co.jp/
●波夢人 http://www.hamjin.com/