10月31日

ひとつ歳をとったのとは関係無いけれど、今年最後の4連休(もちろん有休を使ってではあるが…)なので、ロングツーリングに出掛ける事にした。目的地は今年のゴールデンウィークに途中で断念した四国カルスト室戸岬。半年越しのリターンマッチである。

まず国道210号線を真っ直ぐ東へ大分まで抜けて、佐賀関からはフェリーに乗り継いで四国に上陸。三崎からは八幡浜大洲を経由して第一の目的地である四国カルストへ入る。更に須崎へ南下したら今度は太平洋岸沿いに高知安芸を抜けて室戸岬に至るという大まかなルートを想定して、取り敢えずはバイクに乗り換える為にクルマで甘木へ向かう。絶好の天気に気分は早くも盛上がる。

くじゅう秋色
飯田高原の紅葉と涌蓋山

甘木でバイクに乗り換えて、ほぼ予定通りの9時頃出発。いつものスタンドで給油を済ませ、筑後川の土手から国道210号線へ抜けて、更に東へと向かう。阿蘇くじゅうへ向かっているのであろうバイクを何台も見送っていると、TVでくじゅうの紅葉がぼちぼち見頃だと言ってた事を思い出した。まさに紅葉狩りにはもってこいの秋晴れだし、行ってみようかな?

このまま佐賀関へ直行したところで、明るいうちに四国カルストを抜けるのはちょっと厳しい。どうせ八幡浜大洲で泊るのならばくじゅう経由で竹田から佐賀関に行っても充分間に合う....

という結論に至り、これまた例の如く九重から四季彩ロードに入る。さすがに山間部に入ると風が冷たく、秋が日に日に深まってきている事を肌で感じる。が、それはそれで気持ちがいいので、快調にガンガン飛ばす.... 秋もまたよし、である。

泉水グリーンロードや、やまなみハイウェイ沿いではちょうど紅葉の見頃を迎えている状態で、長者原牧ノ戸峠の駐車場だけでなく既に道路沿いまでクルマが溢れはじめている。人混みにもへき易して、牧ノ戸展望台まで歩いて数枚写真を撮っただけで、先を急ぐ。瀬の本高原までの下りでも、燃えるようなという程の紅葉では無いが、光の具合に依って爽やかであったり、少し物悲しかったり、いかにも高原の秋という雰囲気の紅葉がいい。また冷たい空気を裂いて走る感覚を味わったりしながら、まさに高原の秋を満喫する。

国道九四フェリー
国道九四フェリー@佐賀関港

そろそろお腹も減ってきたので団子汁でも食べようと思い、あざみ台スカイパークへ寄ったが、ちょうどお昼時だった事もあって満席。大分名物なので竹田まで行く途中ででも団子汁くらい食べられるだろうと思い、先を急ぐ事にした。で、おあつらえ向きに「道の駅竹田」が左手に登場。早速レストランに席をとってメニューを開く。するとメニューに団子汁の文字はなく、竹田の名水で作ったカレーがここの売り物だと言う。まぁカレーも悪くは無いか…というわけで、カレーのセットを食べる。値段は900円と少し高めだったけれど、大盛りのサラダとかぼすシャーベットが付いていたし、確かにうまかったので満足。

14時近くなったのであまりゆっくりもしていられず、食べおわると同時にさっさと出発。国宝の磨崖仏で有名な臼杵を素通りして佐賀関へ15時半頃到着。佐賀関と言えば関アジ関サバで有名だが、あいにくと食べ物には無頓着なのでそのまま佐賀関港へ直行。次のフェリーは16時発なのでゆっくり乗船手続きを行う。そうそう、今夜の宿も手配しておかないとね、というわけで大洲のYHに電話。ところが非情にも電話の向こうは「現在臨時休館中です」という留守電であった。(;_;)

「あちゃ〜、またやってもうたぁ〜」

こうなればじたばたしてもしゃ〜ない。八幡浜のビジネスホテルにするかな?等と思いながらフェリーに乗船。豊予海峡70分間の船旅を爆睡して過ごす。ちなみにフェリーの料金は運賃610円+バイク910円で合計1520円であった。

佐田岬に沈む夕日
佐田岬に沈む夕日、明日もいい天気になりそう…

定刻通り17時すぎに夕焼けの三崎港に到着。本当は最西端の佐田岬まで行きたいところだけど、この時間からでは遅すぎるので涙を飲んで断念し八幡浜へ向かう。爆走するイプサムを追いかける形で佐田岬メロディーライン(2車線の快適なワインディングでオススメ)を走る。多少、公序良俗に反する事があったかもしれないが、1時間弱で18時前に八幡浜駅前に到着。

さっそくタウンページでビジネスホテルを探す。八幡浜には6〜7軒、大洲にも3〜4軒見つかったが、どこも値段が書いていない。電話で聞くのもイマイチ気が進まないので、途中でよさそうなところが見つかればそこにすることにして、取り敢えず大洲まで行ってみる事にした。

20分ほどで大洲市内に入り、まずは出光のスタンドを見つけて給油。明日は山越えだし、まだ日曜休業のスタンドも多いので、早めの給油である。ついでに「安く泊れるところ」も聞いてみたが「土方のおやじが泊るところなら4000円である」という事だった。取り敢えずその話は置いといて、夕食を済ませてから自力で宿を物色する事にした。

国道56号を松山の方へ向かい市街地の外れまで行ったが結局シングル6800円というところしかなかった。やっぱり5000円台でないと…というわけで、市街地に戻って今度は逆方向へ探す事にした。すると中心部を流れる肱川を渡ったところに「ホテルだいいち」のネオンを見つけた。直接フロントに行って聞いてみると5200円と予算内だったのでチェックイン。部屋はビジネスのシングルにしては比較的広めで新しく清潔。設備はズボンプレッサーまであって必要にして充分。自販機のジュースも110円と良心的で、ここはかなりオススメ。シャワーで一日の汚れを流したあとは、TVで『寅さん』を観てから眠りについた。

今宵の宿
ホテルだいいち 料金(税込み):シングル\5200(36室)、ダブル\8000、ツイン\10000
愛媛県大洲市大洲645 Tel:0893-24-5156/FAX:0893-23-5636


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