昨夜、波照間抜けした人から18日ごろまでどの宿もいっぱいだと言う話を聞いて、結局石垣延泊が決定。台風2号の動きも気になるし取り敢えず波照間日帰りしとこうかと思ったのだが、もう朝8時半の便には間に合わない時間帯だった。 西表に渡るほんだちゃんにチャチャを入れられつつ、竹富か小浜か黒島か…としばし迷って黒島行きを決断。だがまたしても時既に遅し。9時の便には間に合わず、次は12時か…30分で行ける島だとは言え、半日帰りでは勿体無い。(;_;) そういうわけでがっくりテンションを下げて竹富に行く事にして離島桟橋へ。ほんだちゃんと再会し「黒島行かないんですかぁ」と掃き捨てるように言われる。 と、10時に八重山観光から黒島行きが出る事に気付いて、黒島行き急転復活だ。 今日の陽射しは容赦無く肌を刺す。だいぶ焼けているとは言え、はっきり言って殺人的だ。船内でSPF50+のUVシールドをしっかり塗り込んで自己防衛に余念無く。 石垣〜黒島 片道25分 往復\2,150 |
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10時半過ぎに黒島上陸。おばぁに地図を無理やり渡され???よくみれば南来のおばぁだ。一昨年は少し離れたお店で待ち受ける形だったが、今ではターミナルに自転車を並べて出迎えている形に変っている。 値段も一日\1,000から値下げしてるし、新車を揃えて参入した黒島観光に対抗する攻撃的布陣。黒島のおばぁまでも否応なく競争社会に晒されている昨今、複雑な心境だ。 レンタサイクル 南来(なんくる) 一日\500 取り敢えずはニシの浜へ。誰も居ない海を独り占め。 超割シーズンだというのにこんなにガラガラで良いの? |
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マリンビレッジへ向かって海沿いの砂利道を走ると、甲高いクジャクの鳴声がする。と、目の前に小林幸子か美川憲一かと思うほど派手な衣装を身に纏ったクジャク発見。 一昨年も鳴声だけは聞いたのだが、実際に野良クジャクを見たのは初めてで、ちょっと感動。カメラを取出す暇も無かったのは残念だ。 中心部を抜け、北海道のような牧場地帯が広がる中を、なんくる1号で軽快にポタリング。 行かない理由も無かったので、なんとなく黒島灯台へ。陽射しは殺人光線だが、海から吹き寄せる風は実に心地好い。 海も空も絵の具で塗ったように青く輝いていて、すさんだ心も洗われるようだ。 |
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お昼は仲本海岸近くのはとみで、ちゃんぽん定食\650をセレクト。 沖縄でちゃんぽんと言えば、野菜と豚肉を玉子で綴じたものをご飯に載せた丼物らしいが、まだ他ではお目にかかった事がない。質量共に申し分なく、あんかけチャーハンに通じる食感はハマるかもしれない。 味処 はとみ ちゃんぽん定食\650 不定休 |
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腹いっぱいになった後は仲本海岸へ。 ちょうどリーフの内側が塩溜まりになってしまう干潮時で、シュノーケリングにはもってこいの時間帯だが、今回は擦過傷が治りかけで泳げないのが残念だ。 でも海面から見てもキレイな熱帯魚が手に取るように見えて楽しい。 ひとしきり磯で遊んだ後は東屋に腰を下ろして、MP3プレーヤーで達郎、BEGINやKiroroをBGMにまったり。 ただ青い海と空をぼんやり眺める以外、何もしない、何も考えない、贅沢な時間を過ごす。 |
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陽射しのピークも過ぎ、ようやく移動開始。 そういえば一昨年は黒島小中学校のそばに何か作ってたよな?と思い出して行ってみると…高さ10mほどの展望台ができてた。 下から見上げた感じは大したこと無さそうに思えたが、高い建物が無い黒島だけに見晴らしは思いのほか良かった。と言っても見えるのは牧場だけだが。 しかし、何も言わずにこの写真観せたら北海道だと思うわなぁ。 再びなんくる1号に鞭を入れ、伊古桟橋から阿名泊を周ってたらなんとリアタイヤがパンク。「ちょっと空気圧が心細いかなぁ…」と心配していたのが不幸にも当たった格好だが、今さら悔やんでもしょうがない。 帰りの便は17時半なのでまだ1時間以上ある。少しは歩け!と言う思し召しだな、とのんびり30分程押してターミナルへ戻り、黒島ステージ円満に終了。 夜は同部屋の西村クンとあさひ食堂へ。定番の「あさひ定食」で\550なり。ウマー。 |