6月23日

いたずらな雨…
昨夜の星空がウソのような曇り空。しかし明るさはあるので、かねてより念願の奥入瀬渓谷に向かう。

奥入瀬渓流
十和田湖町、奥入瀬渓谷にて

9時20分焼山に到着。空は日差しも見えるようになり、状況的には文句無し。これも日頃の行いか?と喜んだが、遊歩道に行ってビックリ。なんとR102が渓流のすぐ側を走っているではあ〜りませんか。遊歩道を歩いてもひっきりなしにクルマのロードノイズが聞こえる状況ではせっかくの雰囲気も台無しでは?

緑の美しさ、水の清らかさはさすがとうならせるものだったが、シチュエーション的にはかなりがっかりであった。自分もモーターサイクルで走った身分だが、せめて動力車の流入を排除して本来の自然環境の維持に努めてほしいと願うばかりだ。

その後は十和田湖の展望台まで行って折り返し、十和田市に下りて下北半島へとステアリングを向ける。

13時50分野辺地町のドライブイン常夜灯で遅めのランチ。牡蠣フライ定食\990をチョイス。大きなカキフライが6個乗ってキャベツも大盛りで、大満足の逸品だ。

横浜町までなかなかの良い天気だったのに、むつ市に入ったら途端に強い雨に見舞われた。雲行きもメチャメチャ怪しかったので慌ててカッパを着込んで走り始めたが、むつ市を抜けるとあっけなく上がってしまった。お〜、なんてこったい、な雰囲気。今夜は中里公園のキャンプ場で一緒になったハーレー氏オススメの国設薬研野営場でキャンプ\300の予定だったのだが、こういう気象状況なのでさっさとフェリーで函館に渡っちゃおうかな?と思い時間をチェックしてみると最終便まで微妙な時間。という事は実際には間に合わないという事だ。下北半島は思ったより距離がある。

休憩所内部
国設薬研野営場にて

というわけで、取り敢えず様子見を目論んで薬研まで行く。実は昨夜雲谷高原ユースで一緒だった涼子ちゃんも「明日は薬研でキャンプかなぁ」と話していたのだが、意外にも彼女が予定通り先着していたので必然的に宿泊を決定。

管理人さんも実にさばけた優しい人で、奥薬研温泉夫婦カッパの湯(無料)までクルマで連れて行ってくれた。何と言っても嬉しかったのが畳敷きの管理棟兼休憩所を解放してくれた事。雨の中でテント設営しなくていいのは大助かり。ストーブも入れてくれて濡れたカッパも乾かす事ができたし、感謝感激あめあられの心だ。

18時を過ぎると管理人さんも帰られて、広い休憩所でふたりっきり。お〜(@_@)。雨が上がれば混浴のカッパの湯にも行ってみようと思ってたのだが一向に雨も上がらない。なわけで、ふたりしてとりとめのない話をし続ける事に。まぁこういう夜もまたいいやね。

ていうか、霊峰恐山の麓だし、独りっきりだと男でも恐いだろうなぁ....

夜半には雨も上がって、一時は月まで見え隠れしていたが、日付が変る頃にはまた厚い雲に覆われていた。明日の天気はどうだ?

本日の走行距離、234kmなり。


6月24日
静かな露天風呂
カッパの湯にて

はるばる来たぜ函館
朝6時頃まで降っていた雨も、7時を過ぎてピタッとあがって明るい気配。昨日は雨で朝食の調達もしてなかったので、今朝は味噌汁だけとちょっとわびしい。

混浴のカッパの湯(無料)で朝風呂。昨日入った男女別の夫婦カッパの湯はビジターセンターの営業時間のみしか利用できないが、こちらは24時間入浴可能。泉質はどちらも同じで、匂いや肌ざわりが大分の天ヶ瀬温泉によく似た感じで非常に気に入った。

今日は午後の便で函館に渡れば良いのでゆっくりして、10時過ぎにスタート。いろいろとよくして頂いた管理人さんに厚く感謝の意を表わす。スタンドの人も人懐っこかったし、下北の人はみな温かかったなぁ。

恐山に向かう涼子ちゃんとは野営場の出口で別れ、独りR279を西に向かう。薄日がさしているもののやけに寒さが身に染みると思ったら、路上の温度表示はなんと12℃を示した。九州の真冬並みではないか!! 天気も回復基調なので名勝仏ヶ浦まで足を延ばそうと思っていたのだが、この寒さにモティベーションが一気にダウンする。

カモメと北海道を望む
本州最北端、大間崎にて

下風呂温泉を過ぎるとついに北海道恵山の山陰が観え始め、テンションも少し復活。仏ヶ浦を断念して、取り敢えず本州最北端の大間崎を再訪。

ツーリングマップルオススメのカモメ食堂で大間崎丼\1,500を食べるが、飽きのきやすい大味な味付けで\1,000ならまぁ合格かな?というところだ。これなら昨日の常夜燈のホタテフライ定食の方が絶対ウマい。いかにも観光客相手のメニューで期待はずれだった。なおカモメ食堂では素泊り\2000の民宿もやっているという事なので、こちらは利用価値あるかも。

その後は本州最北の大間温泉海峡保養センターで温泉休憩。石鹸使用禁止の奥薬研温泉で洗えなかった身体の皮脂汚れを落し、冷めた体を温めた後は惰眠を貪り、まったりした昼下りを送る。しかしここ数日は北海道も寒いらしく、なんと道東では季節外れの雪が降り、知床は積雪通行止めになったらしい。この寒さはいつまで続くのだろうか…?う〜む。

大間港のフェリーターミナルで涼子ちゃんと再会。16時10分東日本フェリー「ばあゆ」で本州に別れを告げ、退屈なほど穏やかな航海の果てに17時50分函館港に上陸。16日目にしての北海道だ。

函館観光の定番、夜景
函館山展望台にて

18時過ぎにそのまま2人揃ってライダーハウスのライムライト(朝食付き\1,500,2泊目以降は\1,000)へ飛び込み。先客が2人で、合わせて4人。しかも男女比半々で思ったより賑やかになりそうだ。

取り敢えず雲も高いので、定番の函館山まで夜景を観に行く。今回のアクセスは市営バス\320。ロープウェイよりも安いし、また中腹からの夜景もゆっくり楽しめる穴場だそうだ。ちなみにツアーの観光バスは駐車場待ちで行列をなしていた。御愁傷様。

何度かチャレンジしている函館山の夜景だが、今回は初めてのパーフェクト。幸か不幸か気温も低く、数日続いた雨上がりなので空気もキレイ。何よりも今回は女性が2人も一緒。こういう時は野郎一人では間が持たず、やはり連れに女性いるのは華やかで良い。へへっ。f(^^;;

本日の走行距離、65kmなり。

参照
東日本フェリー


6月25日
摩周丸を見下ろす
函館市、八幡坂にて

函館堪能
今日も寒い朝。しかし久々に晴れ渡った空を見上げて気分は爽快。風は冷たいものの、日差しが暖かく薄手の長袖シャツ一枚で充分な陽気。意気揚々と十字街から元町などをカメラ片手にのんびり散策する。バスツアーの観光客の隙間を縫うように異国情緒に包まれた静かな街並みを堪能。慌ただしく働く人々を横目になんだか時間が止まっているような感覚を覚える。

旧公会堂で折り返し、11時半西波止場ハセガワストアー焼鳥弁当(\480)を買ってデッキに腰かけ早めのランチと洒落る。その後は函館駅まで行った後、宿に戻って優雅にお昼寝。やばい、ダメ人間になってしまいそうだ。f(^^;;

金森倉庫
函館市、西波止場にて

しかし、天気は比較的良いモノの気温は20℃に満たない。つまりバイクでちょこっと走るだけでも寒いのだ。女性陣はフリース欲しい、ユニクロ無い?とか言い出すほど。にも関わらず、地元のおねぇちゃんはノースリーブに超ミニで颯爽と歩いている。やはり身体の造りが違うのだろうか…? な〜んて、じっと超ミニのおねえちゃんを見つめている自分に気付いて、ヤバいヤバい。f(^^;;

18時前から昨夜に続いて函館山へ登り、夕景から夜景に遷移する函館の風景を俯瞰する。陽が傾くとともに刻一刻と表情を変える街はまさに活きているようだ。

函館市街を見下ろす
函館山展望台にて

修学旅行生が増えて騒々しくなって来たところで撤収。昨日の彼女たちと待ち合わせて、西波止場カリフォルニアベイビーシスコライス\650を食べる。バターライスにフランクフルト2本を載せてミートソースを掛けたシンプルな料理は、絶品というようなモノではないが、ボリュームがあって腹ぺこライダーにピッタリだ。

しかし、オススメ度からいくと昨夜食べたラッキーピエロのハンバーガーの方がポイント高いだろう。チェーン店としてはモスをも凌駕すると言っても過言ではない味もさる事ながら、各店が個性的な店作りをしていていろんな視点で楽しめるお店だ。

食事を済ませた後は、ライトアップされた元町界隈を散策。夜は函館山展望台の賑わいとは裏腹に人出も少なく、ロマンチックな雰囲気倍増でオススメ。もちろん男独りとか、男同士では洒落にならないが。

本日の走行距離、僅か8kmほど。宿は宿泊客も増えてかなり賑やかになって来た....。

参照
ラッキーピエロ


6月26日
相撲独特の幟と共に
道の駅、ふくしまにて

ツールド北海道初日
昨日に続いて晴れ渡った空の下、ライムライトの仲間達に見送られて8時45分にスタート。再びストイックな一人旅再開だ。

市街地の混雑を抜けるとR228のゴキゲンなワインディングを西へ。左に函館湾を観ながら、JRのコンテナ列車としばらく併走。マニア心をくすぐるシチュエーションに心踊る。速い流れに身を任せ、70kmを1時間半で走破。

10時半福島町の道の駅「横綱の里ふくしま」に到着。ここに併設されている福島町出身の2横綱、千代の山、千代の富士の資料を集めた横綱記念館を参観する。\500。取り組みのビデオなども豊富でなかなか楽しめる施設だ。欲を言えば幼少の頃の所縁の品や逸話など地元ならではの展示もあれば良かったと思うが。

再びR228追分ソーランラインを時計周りで西へ。松前城址でお昼を済ませた後、江差を経て熊石からR277にスイッチし、15時前八雲町へ。R5の交差点で穏やかな内浦湾が迎えてくれた。

内浦湾を右手に観ながら、ひたすらまっすぐなR5を淡々と北上。16時に道の駅「くろまつない」で休憩を挿んだ後、17時に羊蹄山に見下ろされるニセコに到着。

蝦夷富士、羊蹄山に向かう
ニセコ町にて

ニセコアンヌプリ周辺のキャンプ場を下見してみるが、湯本温泉野営場は水道故障中で使用不可、五色温泉のニセコ野営場はアプローチが締りの無いダートの登り坂でバイクではちと危険。と思ってUターンしようとしたところで案の定コケてしまった。トホホ(;_;)

結局倶知安まで下って、18時旭ヶ丘公園キャンプ場にキャンプイン。街も温泉も近いのでなかなか便利なキャンプ場だと言えども、平日にも関わらず10サイト以上のテントがあるのにはちょっと驚いた。

陽もかなり傾いて来たので慌ててテントを設営した後、街へ出てセイコーマートで弁当を買って駐車場の隅に座り込んで夕食を済ませる。なんちゃってキャンパーとしてはゴミもその場で捨てられてなかなかに合理的だと思うのだが、客観的にはジベタリアンだしどう考えても絵になるとは言い難い。親に見つかったら怒られちゃうかもね。

食後はキャンプ場近くの倶知安温泉「ホテルようてい」へ。入浴料\500。殆ど臭いもなく大した事はない温泉だが、まぁ汗を流せただけでもOK。何と言っても虫除けの第一歩は汗を流すに限る。

スッキリした後はテントに戻ってPHSからメールを送った後21時に就寝。キャンプの夜は早いのだ。っていうか、独りで起きててもする事ないんで寝るに限る。夜空の星が輝くとともに、冷え込んで来た....。

本日の走行距離、360kmほど。

参照
福島町
北の道の駅


6月27日

ツールド北海道二日目
今日もすんばらしい青空。おかげで寒くて目が覚めてしまう程の強烈な冷え込みとなり、テントも夜露と結露で内外共にぐっしょり濡れてなかなか乾かない。

テントを日なたに移動させてから、取り敢えず暇潰しに五色温泉で朝風呂\500。昨日の倶知安温泉とは違って硫黄臭も強力で白濁しており、白骨温泉に似た温泉らしいいい温泉だった。露天風呂を併設した浴場が二つあったがどちらも源泉は同じ様だ。

蝦夷富士と細川たかし像
真狩村にて

キャンプ場に戻って強風に煽られて転がっていたテントを撤収 f(^^;; し、9時半にスタート。R5ニセコに戻って道道66号線真狩村へ。

真狩村といえば演歌歌手細川たかしの出身地として知られるところ。何か所縁の場所でもあるかと思えば…ありました。その名もズバリ細川たかし記念像。真狩川の辺にある公園にほぼ等身大くらいの銅像がおわしました!。雄大な羊蹄山を借景にマイクを片手にすっくと立つ凛々しい姿。5曲だけだがちゃんと歌も1コーラス流れるところが憎いねぇ。風景もいい、記念公園としての作りも悪くない、が総合的に見ると微妙なミスマッチでなぜか可笑しい。不思議な場所だ。取り敢えず「心残り」を聴いて心残り無くリスタート。

それから羊蹄山を展望できる露天風呂がいいと聞いた真狩温泉に寄ってみたが、生憎とボイラー調整の為の臨時休業に涙を飲む。

蝦夷富士、羊蹄山を望む
中山峠にて

その後は留寿都村に抜けてR230にスイッチ。中山峠へとステアリングを向け、ゴキゲンなワインディングを快走。陽射しは暑いホドだが袖口から侵入する風は非常に冷たく、視覚との間に微妙な違和感を感じる。ジャケットのベンチレーションを全て閉じ、コンセントレーションを全開、アクセルはそれなりに。f(^^;;

喜茂別町キノコ汁\100中山峠揚げじゃが\270を食べて昼飯代わり。う〜ん、リーズナブル。

ここまで来れば着いたも同然。少しのんびりした後、札幌市内に下って真駒内から道道453号線を経てR12にスイッチ。中心部を避けて北へ抜け、くたびれたグラブを買替える為に厚別オートランド札幌へ。ここは車体だけでなくバッグやウェア類も充実した大きなお店で、不足した装備を補充するのには持って来いだ。ただ妙に馴れ馴れしい店員が商品の説明はもせんとぐだぐだ世間話をして来るのには参ったなぁ。(^^;;

それからR12を北上し、15時江別の友人宅という名のベースキャンプに到着。ふぅ、やっと辿り着いたか....。

本日の走行距離、170kmほど。

参照
真狩村
オートランド札幌


6月28日

安息日
長旅の疲れもあって道内初キャンプでの冷え込みが堪えたか、昨日からどうも風邪気味。今日も時折くしゃみが続く状況なので、おとなしくベースキャンプに引篭ってWebの更新に勤しむ。

本日の走行距離、0km。


6月29日

パークゴルフ
今日も良く晴れているが陽射しは優しく、強い風と相まって30℃近い温度計とは裏腹に暑さを殆ど感じない。体調も回復したので午後からパークゴルフで遊ぶ。

パークゴルフというのはドライバーを摸したクラブ1本だけで30〜100m程度の距離にあるカップにボールを入れるスポーツで、わかりやすく言うならば「ゴルフをスケールダウンしたモノ」と言う事も言えるのだが、どちらかと言うと「パターゴルフをスケールアップしたモノ」をイメージしてもらった方が良いだろう。

パークゴルフに興じる友人S
夕張川河川敷にて

ちなみにこのパークゴルフが最初に行われたのが北海道の幕別町だという事もあって、道内ではスポーツと言うよりレクリエーション的な位置付けでかなり盛んに行われているそうだ。現に道内を走っているとあちこちでパークゴルフ場なるものを見掛ける事ができる。

そんなわけで友人のホームコースである南幌町の夕張川河川敷にあるリバーサイドパークゴルフ場へ。町営だという事もあって36ホールで\200と格安。ちなみに町民だとさらに半額だと言うが、\200で2時間も遊べるんだから充分安いと思うがなぁ....。

軽い運動の後は長沼温泉\500でまったり。こんな生活でいいのだろうか?と思いながらも、まぁいいかと堕落した流れに身を任せてしまうYANOであった。

本日の走行距離、0km。

参照
南幌町
国際パークゴルフ協会


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