| 8月 4日 |
北海道final と思ったが、恵庭に入るとどんよりどんよりな天気に。セイコーマートから、この先必要無いキャンプ道具や地図を宅急便で発送。意外と重くて15kg超となり\2,530だ。その後もほぼ順調に進み、12時前には千歳市街地へ入るが、千歳基地に接続する道路にスイッチした途端、案の定渋滞に巻き込まれる。クルマと一緒なのですり抜けて先に行ってしまうわけにも行かず、久々に排気ガスにまみれて気分が悪くなる。
STOP&GOも疲れるので少し先行して休憩する事にしたのだが、この時シートに装着していたサイドバック装着キットが一つ無くなっている事に気付いた!!。どうやらサイドバッグを装着していない為に震動で緩んでシートから外れてしまったらしい。駐車場での盗難や雨などを危惧して荷物は友人のクルマに積んで行った事が裏目に出た結果と言えよう。空からは霧雨まで降り始め、ブルーインパルスのフライトも微妙なところ。まさに踏んだり蹴ったりだ。 渋滞を潜り抜け12時45分に千歳基地到着。それぞれバイクとクルマの駐車場に別々に誘導され離れ離れに。まぁPHSがあるから大丈夫でしょ。と思いきや、おっさんPHS呼び出しても出ないやんけ!!。やろ〜持ってきてないな!!とちょっと焦るものの、いよいよになったら迷子の呼び出しをかけてやろう…。 取り敢えずもろもろの不安要因は忘れて展示エリアで飛行機を眺める。思ったより人出は少ないが、ここでお世辞にも大柄とは言えない友人を見つけ出すのは容易ではなさそうだ。と思って、ブルーインパルスの展示場所に行ったらあっさり発見。開口一番「もう一生逢えないかと思った」などと言いながら、身体はブルーインパルスの方に一目散、っておいおい。ったくマニアだねぇ。
結局、ブルーインパルスの飛行は中止で滑走路まで行って戻って来るランナップのみ、一番見たかったB747政府専用機は展示すら無し、と全く観るべきところの無い航空祭で最終日のテンションをガックリと下げた。 ここで友人ともお別れ。毎度ながらお世話になりました。これで雨でも降られたら泣きっ面に何とやらなので、その後はR36を真っ直ぐ苫小牧へぶいぶい走る。 セイコーマートで買出しを済ませた後、16時に東日本フェリーで乗船手続きを済ませると、即「へすていあ」に乗船させられ、駐輪場にたむろする旅人同士で余韻に浸る間もなく船上の人となった。どんよりした苫小牧港を吹く風はTシャツ一枚では少し肌寒く、早々に船内の展望ロビーに引篭る。 18時45分、「へすていあ」の汽笛が42日間に渡った北海道ステージの終わりを告げた。さらば北海道。さらば北の大地。 東日本フェリー 苫小牧〜大洗 2等\7,400 二輪\5,000 2002年夏現在、苫小牧〜大洗航路は東日本フェリーと商船三井フェリーの共同運航による2往復/日ダイヤとなっている。その為、同じ便でも取り扱い枠は予め分けてあるので東日本フェリーで「満席」と言われても商船三井フェリーでは空きがある場合もあるのだ。ちなみに夕方便が東日本フェリー、深夜発が商船三井フェリーの船となるので、「さんふらわあ」に乗りたければ深夜便を選べば良い。 本日の走行距離、105kmなり。 参照
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| 8月 5日 |
首都圏進出 そのまま灼熱のR6へ。すり抜けも難儀するような道路の狭さに閉口。わかっちゃいたけどサウナのような暑さにかなりへこたれ、2ヶ所で休憩を挿む。が、これでようやく夏らしくなったと自分を強引に納得させる。 17時半に上野到着。たかだか100kmほどに4時間近くを要する流れの遅さに、これまた北海道とのギャップを痛感する。バイクショップCORINでメッシュのグラブ\3,900を購入。時間的に遅くなったのでタイヤ交換は見送り。 オレンジ色に色付き始めた空を背に、再びR6を松戸へ。日没は北海道より遅いにも関わらず、夕焼けは逆に高い高度で早く始まるという事はそれだけ大気の塵が多いと言う事を表わしているのだろう。隙間無く文字通り交通戦争のようにクルマとバイクが走る道路と合わせて、良くも悪くもここがメトロポリスである事を再確認する。 20時前に小笠原仲間の友人気仙君と合流。焼肉を喰って3ヶ月ぶりの再会を喜ぶ。 本日の走行距離、138kmなり。 |
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| 8月 6日 |
東京ジプシー 1日目 つい先日までは畑の隣に小汚い恰好で座り込んでパンを喰ってたというのに、今日はドトールでメトロポリタンっぽくブレックファーストとは。我ながら変わり身の早さというか適応力に感心する。あ、小汚いのは変ってないけど。f(^^;; しばらくクールダウンした後、常磐線と山手線を乗り継いで新宿へ。以前住んでいた事もあって電車の活用は苦にならない。ていうより、昨日R6を上野まで往復しただけで、二輪車を取り巻く東京の交通事情にストレス以上の恐怖に近いものを感じたので、極力バイクでの移動は避けるようにしたのだ。 新宿ではおのぼりさんと化し、デジカメ片手に西新宿の高層ビル群を点描。住んでいた時と若干風景は変っているが、それ以上に見つめる視点(気持ち的な)が違う事から印象を全く異にするので、なかなか面白い。都庁の展望台も以前は近隣からちょっと立寄ってみたという人が多かったが、今では台湾や韓国からの観光客が過半数を占めているように思う。日本人観光客がニューヨークに行ってエンパイアステートビルに登るように、アジアの観光客はTOKYOに行って都庁に登るのが一つのステータスになっているのかもしれない。 11時頃には光化学スモッグ注意報が発令。最高気温も36℃の予想なので、屋外活動はかなり厳しい状況だ。という大義名分により、都庁の展望台で小一時間ほどまったり。こういうパブリックスペースが豊富なのは首都東京ならではで、羨ましい限りだ。
昼前には所用を済ませた気仙君と合流し紀伊国屋書店へ。小笠原ユースで一緒になったカベルナリア吉田氏が書いた『スロー・トラベル フェリーボートで行こう!』という本を立ち読み。小笠原以外にも自ら取材した15航路の体験を基にゆったりとした旅を勧める一冊で、なかなか興味深く拝読した。 それから島旅繋がりで、銀座のわしたショップへ移動。しかし、ブルーシールを食べようと思ったのに、カップしかないんでやんの。(;_;) 福岡店では喫茶コーナーがあってソフトも食べられるのに....。 それから銀座で適当にお店を冷やかしたりお茶したりしながら、再び山手線で高田馬場へ。 18時に更に小笠原仲間2人と合流し、小笠原で知り合った30代無職独身!?というヤバいメンツで、これまた小笠原好きなオーナーが切り盛りする「わらう鯨」という店に繰り出し、23時過ぎまで大いに盛上がった。 4月に小笠原で一緒になった仲間のうち何人かは、早くもまたリピート渡航しているらしいし、またある人は沖縄の久米島に移住したりしたという事。みんな病気だ!? 何はともあれ、こうして一声掛ければ集まってくれる仲間達に恵まれた事は何よりも換え難い喜びだ。また小笠原に限らずいつかどこかで逢いましょう。 本日の走行距離、0kmなり。 参照
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| 8月 7日 |
東京ジプシー 2日目 相変わらず今日も外はうだるような暑さ。そういえば、映画館に"今日は映画ファン感謝デー\1000"と書いてあったな〜と思い出し、久々に映画を観る事にする。「@ぴあ」で劇場と開始時間を調べ、地下鉄日比谷線で日比谷へ。 10時からみゆき座で『猫の恩返し』、13時からスカラ座1で『スターウォーズ Episode2』を観覧。ストーリーに関しては触れないが、スターウォーズは2時間半あっというまで、シリーズでも1番の面白さだと思う。個人的には。 その後は日比谷公園を散策。都立日比谷図書館などウロウロするものの暇を持て余す。しょうがないので新橋まで歩いてJRで川崎へ移動し、例の如くドトールで涼む。ふぅ〜。
今夜は関東在住の波照間メンバー2人と合流して関東大会の開催。狙っていた沖縄料理屋が見つからなかったので、適当な居酒屋になだれ込み早速カンパイ。パソコンで今回の旅の画像を見せたり、まだ礼文島で働いているアキちゃんが電話参加したりして、3人だけとは思えないほどの大盛上がり。 小笠原仲間もまた同じなのだが、島から戻っても歳や性別に関係なく付合いが濃厚になってしまうのが島で培われたコミュニティの特徴なのかもしれないな〜。でも何度も波照間に行っているさゆりちゃんにしてもここまで盛上がった仲間は居ないという事なので、陳腐な表現だがこれがいわゆる縁と言うモノなんだろうな、と思う。 何はともあれ実にいい感じなので、この旅で出会ったみなさんも、またどこかで逢いましょうね。(^o^) 本日の走行距離、0kmなり。 参照
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| 8月 8日 |
灼熱のアスファルトバトル
それ以前に今はサイドバックを付けているのでなるべくすり抜けはしたくないのだが、いつまでたっても新葛飾橋に差しかからないので業を煮やし、集中力を高めて車線間ですり抜けにトライ。サイドバッグとの間隔にも注意を払いつつ、後続のバイクに先を譲りながら新葛飾橋から金町のオーバーパスを5分ほどでクリア。サイドバッグ付きの車輌感覚と周囲のクルマの動きにも馴れたところで、青戸から環7にスイッチ。 R6よりいくぶん流れが良くなったもののやはり国道と交差する場所を中心に渋滞は避けられず、またしてもすり抜けを駆使。赤羽まで出てくれば昔の土地感が効いてくるので、混雑緩和を狙って志村坂上〜高島平を経て環8-笹目通りにスイッチ。和光市に入るとまた混んできたので、光が丘のマクドナルドで朝マック。ここまで1時間20分、頑張ってもこの程度か。北海道の倍以上は疲れるなぁ。 30分程休憩してリスタート。が、混雑は一層酷くなっていてめちゃいや〜んな状態。迂回路も考えたがここまで来れば第一チェックポイントの荻窪まであと僅かなので、環8ですり抜けを強行。以前は無かった、新青梅街道・西武新宿線・早稲田通りを潜る井荻トンネルを初めて通過。すんなり抜けられるモノだとばかり思っていたが、後半はやはり渋滞の真っ只中。サウナのように蒸暑く、すり抜けも難儀を極める薄暗い中を辛抱の走りでクリアする。も〜やってらんないよ。 9時半に四面道近くの喫茶店ピエロに到着。ここのマスターである宮寺さんは、以前は日本アドベンチャーサイクリスト協会にも所属していた筋金入りの旅人なのだ。でもって夫妻には東京で親代わりのように世話になっていたのだが、まだ一昨日会ったかのように顔を憶えていてくれたのは嬉しかった。 結局、暑さに負けてピエロでサンドイッチとコーヒー2杯でウダウダ。少し陽射しが傾き始めて気持ち涼しくなったよと自分を言い聞かせながら14時半にリスタートを決意。いよいよ有明フェリーターミナルまで東京横断バトルの開始だ。 まずは走り慣れた青梅街道へコースイン。意外に空いていて快調に流れたが、中野に入ると一気に混雑し始める。山手通りを越えて西新宿で右にターン。都庁の真下をサクッとパスし、代々木を左に折れるところでミスコース。千駄ヶ谷〜外苑〜青山と抜けるつもりが渋谷方面に向かってしまう。 まぁ、ここで下手に迂回して戻ると一方通行とかでハマる可能性大なので、多少の混雑は覚悟して原宿から表参道に抜けて青山通りへ。人の多さ、クルマの多さで熱気ムンムン。木陰で信号待ちしてても汗が噴き出す。バイク便のCBR954RRを従えて青山一丁目の交差点を右へターン。ホンダ本社前の垂れ幕で今年の8耐勝利を知る。昔はF1ばっかだったのに今年も勝負にすらなってないからなぁ....。
CBR954RRと並んで外苑西通りを快走。麻布トンネルを抜けて芝公園へ。あまりに近すぎて東京タワーも観えないが、まぁいいか。警察官うじゃうじゃの外務省前を大人しく通過して、第一京浜へスイッチ。芝4丁目で左折して浜松町付近の裏道を抜けて首都高下の海岸通りへ。日の出桟橋でUターンして東京港のシンボルレインボーブリッジへ駆け登る。 「強風注意」の案内表示が輝く中、Tシャツにサンダル履きでタンデムしているアンポンタンが何台もいて、思わず我が目を疑う。そういえば昔FTABIのオフ会でわざわざピンポイントで乱入したんだけどあっさりバレてたなぁなどと思い出に浸りながら、荻窪から1時間程で有明フェリーターミナルに到着。 16時頃には乗船手続きを済ませたのだが、乗船開始の18時までまだ時間があるのでお台場の日本科学未来館へバイクを走らせる。しかし場所がわからず辿り着いたのが16時半。入館料\500と閉館時間の17時を秤にかけた結果観覧を断念し、ファミマで食料を仕入れたあと有明フェリーターミナルに戻った。 いよいよ長かった旅も最終ステージ。御礼も兼ねてこの旅で出逢った人にメールすると、遠く北海道からも送別のメールが帰ってきた。やはり今年の旅で最も躍進したデバイスは携帯メールだったかな。小笠原だけは未だに使えませんが。(笑) もう夏の帰省ラッシュのはしりで混雑している事もあって乗船したのは19時ちょっと前。出港予定は19時10分だが30分ぐらい遅れそうだな…と思いつつ、夕焼けを観ながら風呂で汗を流したあと船内をウロウロしてたら19時35分に慌ただしく離岸していた。 オーシャン東九フェリー 東京〜北九州 2等\12,600 二輪\7,560 本日の走行距離、81kmなり。 |
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| 8月 9日 〜10日 |
bravo cruising 真夏の青い空と白い雲の下、しかも見渡す限り水平線に囲まれた大海原で潮風に吹かれていると、まさに心が洗われる感じがする。旅先での辛かった事やイヤな出来事もきれいさっぱり海に流して、楽しかった思い出だけを持って帰れるような、そんな気がするのだ。あくまでも個人的な感想だけどね....。 くだらない世間の風評や画一的な価値観、しがらみや社会通念に囚われて行き詰まっているな〜と思う人は、ぜひ独りで船に乗って海に出てほしい。一週間ほど島に滞在して帰った時には、もしかして人生観が変っているかも? 十人十色、人生ヒトそれぞれ。いろんな生き方があっていいんじゃないですか? あぁまた小笠原思い出してきた。やべ〜。f(^^;; 翌10日「おーしゃんいーすと」は定刻の5時に新門司港に到着。愛機CB400SFも相変わらずゴキゲン麗しく何より。乗降スロープを静かに下り、2ヶ月ぶりの九州の地を踏んだ感慨に5秒ほど浸ったあと速やかにリスタート。 下曽根からR10に入り片野から清水に抜けてR3にスイッチ。ここでやっと24H営業のスタンドを発見して給油。都心部とは言え\105/Lと足元見てるような値段に憤慨する。八幡まで行けば\92/Lとかなのに… 快速モードで戸畑バイパスへ入って、ふと気が付くとミラーには涙ものの朝焼けが広がっていた。が、今からカメラを構えても間に合わないので、井掘から山の口にかけての豪快な登りストレートを楽しむ。しかし、今まで気にならなかったがなんてバンピーな路面なんだろう… 海老津を過ぎる頃には早くも路上の気温表示が29℃の表示。路面やエンジンからも刻々と熱気が高まっているのを感じると共に、「朝の涼しいうちに宿題しときなさい」と繰り返してた母の口癖を思い出した。
古賀を過ぎるとクルマの量が増えて多少ペースが落ちたが、最寄りのセブンイレブンで朝食を仕入れて、6時45分に箱崎の自宅に到着。2ヶ月以上に渡った過去最長の旅もついに終焉を迎えた。荷物を部屋に入れて片付けていると薄暗い空から雨が降って来たので、やはり実家に寄らずに帰ってきて正解だったな。 本日の走行距離 80km、通算走行距離 11014kmなり。 |
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