DTIの仮想サーバーサービスServersMan@VPSを始めてみた。
今回チョイスしたのは月額490円の「Entryプラン」。最大512MBのメモリ空間と10GBのHDD容量があるCentOS 5 Linux環境なんて、自宅サーバ運用者にとっては取り立てて騒ぐほどの要素ではないのだが、プロバイダオプションで固定IPアドレスを1つもらうだけでも月額数千円は取られるのだから、電気代も考えると月額490円というのは破格と言っていいだろう。しかも今なら最大2ヶ月無料と来たもんだ。
Webサイトからプランを選択して申し込むと"申込みキー"が記載されたメールが届く。その後、クレジットカード番号などの個人情報を入力して、プレインストールするパッケージ(今回は"ホームページセット")を選択するだけだ。程なくログイン情報が記載された確認メールが届くと、万事OKという手はずだ。
まずはsshでrootログイン。まず、
[root@vps ~]# yum remove vsftpdで不要なftpサーバを停止。続いて一般ユーザーを作成し、そのユーザがsshでログインできる事を確認。
[root@vps ~]# useradd -m -s /bin/bash -g users -G users,wheel yano
[root@vps ~]# passwd yano
お次はnx9030からssh公開鍵をコピー。ssh公開鍵認証が通る事を確認した後/etc/ssh/sshd_configを編集し、
Port 2222で、sshのポート番号を変更し、rootログインやパスワード認証を禁止。
PermitRootLogin no
PasswordAuthentication no
満を持してnx9030からコンテンツファイルを
[yano@nx9030 ~]$ rsync -auvvzb -e ssh ~/rnote_contents vps:~/でごっそりコピーして、rNoteを起動してみたところ音沙汰無し。phpが含まれる"ホームページセット"を選択したのだが、心配したとおりphpのmbstringが無効になっていたので、
[yano@vps ~]$ sudo yum install php-mbstringとやってmbstringをインストール。
しかし、結局アドレスバーに"~/rnote.php"まで指定しない場合はうまく表示されないので、rewriteがうまくいってないっぽいねぇ。
ちなみにServersMan@VPSは月額490円の「Entryプラン」。保証メモリ容量が256MBでシステムの利用状況により最大512MBまで使用可能と言う事なので、freeコマンドを試してみたところ
[yano@vps ~]$ free -mという感じで、実メモリ256MB+仮想記憶256MBというところかな。
total used free shared buffers cached
Mem: 512 34 477 0 0 0
-/+ buffers/cache: 34 477
Swap: 0 0 0
【参照】
●INTERNET Watch http://internet.watch.impress.co.jp/
┣10GBで月額490円、DTIが仮想専用サーバー「ServersMan@VPS」 2010年3月9日
┣月額490円・10GBの仮想専用サーバー「ServersMan@VPS」提供開始 2010年4月2日
┣月額490円で使える仮想サーバー「ServersMan@VPS」が実現できた訳 2010年4月5日
┣さくらインターネットがVPSに参入、月額980円の「さくらのVPS」開始 2010年9月1日
┗月額980円で高速快適! 「さくらのVPS」を試用してみた 2010年9月7日
●ASCII.jp http://ascii.jp/
┣iPhoneを携帯サーバー化! ServersManを試す 2009年2月6日
┣VPSの価格破壊!ServersMan@VPSは月額490円 2010年3月10日
┣フリービット、「ServersMan@VPS」に上位プランを追加 2010年4月28日
┗DTI、「ServersMan@VPS」が最大2ヵ月間無料を継続 2010年6月28日
●CNET Japan http://japan.cnet.com/
┗月額490円のVPSが登場、「ServersMan@VPS」を早速レビュー 2010年6月21日
●ServersMan@VPS仮想専用サーバーサービス:ユビキタスプロバイダ DTI http://dream.jp/vps/
┗ServersMan@VPS仮想専用サーバーサービス キャンペーン