今日は前回行けなかった後原(クシバル)ビーチに行こうと思っていたのだが、朝から雲行きが怪しく、洗濯物が飛んでいきそうなほど風も強い。
辰登城より |
この風の中を自転車でヒルクライムするのはしんどいなぁ…と躊躇しまくっていたら9時過ぎから雨が降り始めたので、これ幸いと食堂でコーヒー片手に本を拡げる。
11時過ぎには雨も上がって薄日も差してきたので、なんちゃってMTBを借り出す。「パーラーみやま」のカレーを平らげて、12時15分に後原(クシバル)ビーチを目指してスタート。
集落を抜けるとすぐに「押し」になり1.6km地点のピークまでが我慢のしどころだ。1.7km地点の「中岳展望台」入り口は下りの途中。いい気になっていると通過してしまうので気をつけろ。
初体験だったこないだはえらく遠く感じたのだが、今回は20分で通過。心配したり迷ったりしなければその程度の距離だったのか。
3.8km地点の「後原展望台」までは軽く登りが少しある他はほぼ下り。下りとはいえ、路面が荒れている上にブレーキが激しく心許ないので歩くより速いぞ~程度のスピードだ。
12時50分着だったので「中岳展望台」からは15分程度と言うことか。ちなみに帰りの後原→中岳は20分だったことを参考まで記しておく。
後原ビーチにて |
入り口に自転車を駐めて、後原展望台への遊歩道を歩いていると頭上にカラスが集まって「カァカァ」と威嚇っぽく鳴いていることに気がついた。その数10羽以上。入り口で自転車を駐めた時にはそんな気配も無かったので、これは「何かあるな!?」と判断。もともと「眺めは大したこと無い」というのを聞いていたり、怪しい雲行き等を含めた総合的な判断から即時撤退する。
景色的には道路をもう少し下った後原(クシバル)ビーチの方がよい、という事。どうせ帰りに押して登る羽目になる自転車はそのまま置いて歩いていく。
天気の悪い月曜日、港から遠く離れた離島のビーチに人影があるはずもなく予想通りの貸切。裏返すと、ここでしくじって沖に流されても誰も助けてくれるどころか、人知れず海の藻屑に消えてしまうだけだ。今日は風が強いだけでなく、春の大潮が過ぎたばかりの今はまだ潮の流れも思いの外速い。18日には潮干狩り中の3人が亡くなったのも他ならぬ沖縄だ。
自分の人生にピリオドを打ったり親類縁者に迷惑をかけるくらいだけでなく、捜索隊を組織したり観光地のイメージダウンしたりすると地元の方々に多大な迷惑をかけるので、ここは良識ある大人として「雨に降られる前に戻る」事に。
阿嘉島ニシハマにて |
取り敢えず「後原行ったもんね」と言えるので、今回の目的は達したことにしよう。
13時15分リスタート。集落が近づくにつれて薄日が戻ってきたので、そのまま集落を抜けて13時58分ニシハマビーチ着。
という事で阿嘉島のEnd to Endは自転車で(押しを含めて)45分という事がわかったのは成果だ。(何の?)
再びOptio W-20を携えて海へ入り、昨日に続いて「水中撮影」。昨日は1~2秒しか撮れてなかった動画が多かったのだが、今日はちゃんと耳を澄ませてビープ音とモニターの時間表示を確認したところちゃんと撮れた。
撮影スタート時に慎重に長押しし過ぎたのが裏目に出たようだ。
今日も日が弱かったので30分ほどでリタイア。宿に戻ってジャグジーで温まりましたとさ。
夕方、シーカヤックRYOに出向いて明日のカヤックツアーのブリーフィングと手続き。もはや晴れろとは言わないが、せめて風や雨が無ければいいのだが…
【参照】
●沖縄離島ドットコム http://www.ritou.com/
┣阿嘉島観光
┗[阿嘉島] 民宿 辰登城(たつのじょう)
●沖縄・阿嘉島 シーカヤックショップRYO http://www.akajimatakesan.com/